父（現在70歳）が、平成23年度登録のノア、DBA-ZRR70Gを、トヨタのディーラー車検で令和4年に通しました。車齢は11年、走行距離は約95,000kmです。 中古車で3年落ちくらいで購入。

Question

車検は購入したディーラーさん（正確に担当者の人事移動先にて車検）で、担当者も購入時から同じです。
私はその担当者さんとは、顔を合わせたことはありませんので、どんな人か知りません。

明細書を見せてもらいましたが、車検総額は、点検から色々な交換等（交換の必要あるのか疑わしい、ラジエーター交換もあり。）も含めて、総額20万円でした。
その時点でかなりの高額で、驚きました。

ちなみにですがその他に以前にも、エンジン警告灯が点灯し、バルブタイミング…？系だったかの高額部品の故障で10万弱の修理代が掛かった事もありました。

自分的には、ディーラー車検というものは、費用はかかるけどもそのおかげで信頼性があり、さらには使用する交換部品も純正品で、次回の車検までの向こう2年を見据えた予防整備というものを、しっかり施行するイメージがあります。

ちなみに私個人のトヨタ、ハイエース（KDH205V）は、車齢18歳、走行距離195,000キロですが、基本的にはユーザー車検です。今までに、NOAHの様な大きな故障はありません。古いながらに、比較的快調で、さすが世界のトヨタといった所です。

今回、父がディーラーでの高額な車検を終え、向こう2年は安心して乗れるだろうと思っていたのに、3ヶ月後にブレーキランプ警告灯が点灯し、リアブレーキからのフルード漏れが原因と判明。
結局、同じディーラーで、ドラムブレーキのシリンダーを、おそらくアッセンブリーで、純正部品にて新品交換し、工賃含めて更に20,000円、さらに支払っておりました。
ざっとトータル22万円ですね。

平たく言うと、ぼったくられてる気がします。
父は、高齢にもなって来ていますし、元々お人好しかつ大人しい性格で、アホっぽい所もあり、言われるがままに作業をお願いすると思います。
私の被害妄想の可能性もあると思いますが、いいカモだと思われてる気がしてなりません。。。

過去の整備履歴を見ても、あれやこれや盛り込まれていて素人目ながら過剰整備気味な印象も受けます。思い込みかもしれないですが。。。

今回の件は、車両の制動に関わるブレーキ部ですから、車検整備上、安全面からみても最重要箇所であり、ディーラーでの車検ということも考えると、ドラムブレーキのシリンダーからのフルード漏れが、車検の3ヶ月後に起こること自体が、少々疑問ですし、不信感もおぼえます。
しかし冷静に考えて、人間の点検であり、相手は機械モノ、そして車齢などを考えると、仕方ない部分もあると考えたとして…それでも…
どこか腑に落ちません。
部品代だけならまだしも、なんの値引きもなく、車検保証の考えもなく、まともに20,000円も取るのはいかがなものかと感じました。
そして、アッセンブリーじゃなくて、ラバー系のパーツ交換でも済むのではないかとも思います。
（私は、ディスクブレーキのキャリパーOHの経験あります。）

そもそも法定24ヶ月点検では、チェックしない項目なのでしょうか？
父は、車検ではチェック場所だから、今回は別枠での修理になる様な話で説明されたと言っています。

定期点検記録簿を見ても、該シリンダーあたりは見ている感じで異常なしとなっていますし、車検整備でのドラムブレーキのシリンダーのオイル漏れの有無は、普通ならしっかりみるんじゃないかな、その道のプロにしてみれば当たり前のド定番なんじゃないのかなと…思いますが、違うのでしょうか？
あくまで素人でサンデーメカニック初級者の感じた事ですが…

有識者の方、ディーラー関係者や、町工場メカニックさん、その他お詳しい方からのご意見を聞きたいです。
自分が間違っているかもしれませんが、よろしくお願い致します。

補足

皆様、数件の回答ありがとうございます。 車検の本質については、自分もユーザー車検を昔から行っているので理解しています。 その瞬間、問題なければ良い。分かっています。 ただ、本業の方は法定点検及び整備、そして車検を通す。だと思っていますし、その最もお手本になるのがディーラーでの車検だと思っています。 お金がかかった事には、安心を買うと言う意味で、一定の納得はしていますが… 重要保安部品、2年間持つと思われる状態で出したのか？疑問です。 その後3ヶ月で、重要なブレーキの不具合は…と思い、質問してみました。 自分は趣味ということもあり、メンテ関係のYouTubeをよくみますが、プロのメカニックの方も、シリンダーの点検は行っているようですし。 例えば球切れなどもそうですが、不具合発生の予想はできなかったとしても、まともに整備代金を取ることが、おかしいなって気がしていました。 ましてはゴムパーツですから劣化状態のチェックはすべきだし、していると思っていたのですが…

Answer 1

バルブリフトコントローラーについてはこのエンジンの持病で７～１０万キロでかなりの確率で発生していますリコール対象になるべき部品だと思いますので仕方無い、車検後の３ヵ月のブレーキ液漏れは点検の保証対象で無料だと思います。

Answer 2

車検の本質もわかってるなら、
ハイエースとノア/ボクシーの本質的違いも分かってるのでは？

ハイエースやプロボックスは「仕事で年間２万キロ、10年以上ガンガン使い倒すこと」が大前提の車です。

でも、ノア/ボクシーは「７人乗りで、平らな、街中だけを、ゆっくりと、一度にせいぜい100キロ程度走るだけで、二回目の車検で走行距離は５万キロ未満で買い替えることを前提」とした車です。

その点から言えば、ディーラーの整備費用はむしろ良心的だと思います。

Answer 3

私は好きで自分で整備をしますが、故障で走行中止まってしまうだけならまだしも、一歩間違えれば大惨事を簡単に引き起こしてしまう車において、車に対する知識が無い代わりに過剰でも予防整備代としてお金で解決なさっているお父様は、リスクマネジメントをしっかりなさっていると言えるのではないでしょうか？

Answer 4

はい、いい鴨になってますね。

ただフルード漏れの件は別で考えるべきです。

Answer 5

車検なんてその日その時に法律を守っているかどうかのチェック
3ヶ月も過ぎれば全く関係無い

ディーラーは部品の総取っ替えが基本
お金は掛かるけど確実
一部の部品だけ交換して応急修理は基本的にやらない

親父さんは安心を買っている感覚
ディーラーに任せると安心できると感じる世代なのでしょう
親父さんが適正価格と判断して支払っているなら問題無いでしょう

車検時にドラムブレーキ一式の交換をしての漏れでしょうか？
それとも無交換での漏れ？
交換していないならディーラーに文句を言うのは筋違いです

それこそ3ヶ月後にフルードが漏れる箇所を指摘しなさいってのは無理があるし