ノアのショックを減衰調整ができるKYBのエクステージに変更しました。

Question

この車のサスペンションは前ストラット、後トーションビームと一般的ですが、乗り心地を良く（悪路の突き上げを減らしたい）しつつ、ロールを少し抑えるといった事の両立は難しいでしょうか。
両方ともショックの減衰を柔らかくするのと、前輪を柔らかくしそれに比べ後輪は若干硬くするのと、またその逆と、どういった組み合わせがより良いでしょうか。
柔らかい足だとロールしやすく、逆に硬い足だと突き上げが響くので、前後のショックのバランスをどうするとより良いか、迷っております。

補足

ごめんなさい、車高は下げておりません。 純正バネとKYBショックの組み合わせですね。

Answer 1

書いている内容からして、おおよその車両感覚はつかめてる方と思います。
おっしゃる通り、ショックの前後バランスで乗り心地が変わります。
ロールは根本はスプリングやスタビで押さえますが、
ショックを固くして初期ロールのスピードを抑えることで、
同じロール量でも安定感が変わります。
調整法は人それぞれと思いますが、
まず前輪のショックを突き上げ感とロール感で好みに調整します。
次に後輪のショックを前輪と同じ値にして
乗り心地を見て硬さ調整です。たぶん後輪のショック調整で
ロール感はほとんど変わりませんので、
乗り心地問題ないなら硬めにすると加減速時のピッチングが安定します。
ただ、あまり硬くするとハードブレーキ時に後輪グリップ弱まり
スピンしやすくなるので、前の値＋アルファがよいと思います。

質問者からのお礼コメント

ありがとうございます。
具体的に聴きたいご回答を頂き、大変ありがたいです。
徐々に調整していく中でどこに重きを置くかが定まりました。
早速やってみます！！

Answer 2

もしかしたら勘違いしている可能性があるんじゃないか?と言った第一印象。

まず基本から。
ショックアブソーバの減衰力と言われるのは、伸び縮みの際の抵抗です。
減衰力が低いと抵抗力も低い、減衰力が高くなれば抵抗力も強くなります。
この辺りは理解しているかもしれませんが、減衰力は組み合わせや仕様とのトータルバランスとなります。
そして好みもありますから、一概にこのセットアップにして下さいと言った事は出来ません。
そして減衰力調整が出来る場合、基本は純正ショックの減衰力を基本としてそれから高くしていますので、設定が低いと純正に近い減衰力、高くすれば純正から離れて硬くなりますがショックの設計次第では減衰力を上げても動きが良ければ減衰力を上げても硬さはさほどでも無いと言った場合もあります。

ロールはショックでは減らせません。
但し勘違いしてならないのは、多くの方がロールを恐怖として感じるのは傾き加減より傾く速度。
同じ車体の傾き加減でも穏やかに傾くなら恐怖感は薄れますが、先に説明した減衰力が高い事で内外のショックの伸び縮みが速いより穏やかにしてやれば良いんです。
突き上げ感も同様な部分もありますが、減衰力設定が細過ぎるため難しくしている要素の1つ。

1つ言える事としては、アレコレ悩むより無難な選択としてはNEW SRかローファーの減衰力固定ですよ。
軽自動車ですが純正スプリングにローファーを組み合わせていますが、個人的にはベストバランス。
車高調でセッティングを繰り返し行ってもクソな物で悩むより遥かにマシで素直な動きですよ。

Answer 3

好みですから減衰力を調整しながらベストを見つけるしかありません。

しかし、ローダウンで乗り心地を良くすることは不可能と思って下さい。
(乗り心地も好みですけどね)