トヨタ MR-S 「友人の女子が所有していた（というか買わせた）ＭＲ－Ｓです。 ワシはそのＭＲ－Ｓを借りてさんざんドライブをしたりサーキットを走ったりジムカーナをしてみ」のユーザーレビュー

友人の女子が所有していた（というか買わせた）ＭＲ－Ｓです。 ワシはそのＭＲ－Ｓを借りてさんざんドライブをしたりサーキットを走ったりジムカーナをしてみ

2011.11.19

総評

友人の女子が所有していた（というか買わせた）ＭＲ－Ｓです。
ワシはそのＭＲ－Ｓを借りてさんざんドライブをしたりサーキットを走ったりジムカーナをしてみたりしたので、それらを踏まえてレビューします。

満足な点より不満な点が圧倒的に多かったですが、トータルで見たら、このＭＲ－Ｓという存在自体が満足です。
とにかく、楽しいクルマです。
サーキットなどを目を三角にして走るとか、引越しの荷物運搬で使うなどには似合いませんが、天気のいい休日に、たとえば箱根とか八ケ岳の山道を、幌をオープンにして軽く流すとかを想像するだけで楽しそう。
次の週末はどこに行こうかなあと思えるクルマ、それがＭＲ－Ｓだと思います。
「楽しいクルマ」・・それは今、ほとんど存在しないのではないでしょうか？
今はそのコも別のクルマに乗り換えてしまいましたが、自分もほしいなあと思えるクルマでした。

満足している点

このシーケンシャルマニュアルというのは、かなりいい！
これに乗ってしまうと、よくあるＡＴのスポーツモードなんて、言っては悪いが屁みたいなものだと思ってしまいます。実際にミッション自体はＭＴで、シフトチェンジを自動でやってくれるのだから、ＡＴのスポーツモードとまるで違うのは仕方ないですが…。また、シフトダウンの際は、エンジン回転数を自動でブリッピングしてくれるので、ブォン！ブォーン！とヒール＆トウをした時のように決まってくれます。またシフトレバーの方向も、ゲーセンのイニＤと同様、ＵＰが引く・ＤＯＷＮが押す、なので、人間の感覚にもちょうどいいです（よくあるＡＴのスポーツモードは、これが逆なのが多い。ありえん）。
もっとこのシステムが広まってくれるといいんですが、そうでもないのが残念です。
ハンドルの径がちょうどいい大きさなのと、皮の質感がとてもいい。社外品のハンドルに換える気が起りません。
あとは、ボディサイズが小さく、軽いこと。
それから、幌のリアの窓がガラス製なので、くすんだりしないでいいです。
燃費は、山道を飛ばして走った時でも、リッター１３ｋｍいきました。レギュラー仕様というのもマル。
見た目も、なんか日本車っぽくなくて、よくこんなユニークな車をトヨタが作ったなあと思います。

不満な点

２シーターのオープンカーなので仕方ないのですが、車内はかなり狭いです。大荷物は積めません。また運転中は腿がハンドルに当たり、かなり窮屈。それと、バックミラーの位置が低くて視界を塞ぎ、邪魔。また、車線変更の際に斜め後ろを見ようとしても、幌のせいで目視は無理。ちょっと怖いです。
シートは最悪。まったくホールドしてくれない平べったい形状なので、腰が痛くなります。
エンジンもイマイチ。ファミリーカーと同じエンジンなので、アイドリング音はガチャガチャ！、アクセルを踏み込むとガーガー！と、スポーツカーらしくない音でがっかりします。
ハンドリングはかなり敏感ですが、敏感というか遊びがないだけ？な気もします。高速道路を走ってると疲れます。
オープンカーだと仕方ないのかもしれないですが、雨漏りは覚悟が必要。数年乗ってると、リアの物入れに雨水が溜まってしまいます。トヨタ車なのに・・・と、ちょっとガッカリ。
さきほどベタ褒めしたシーケンシャルＭＴですが、シフトアップ時のはちょっとコツが必要。
ボディは小さいのですが、着座位置のせいかボディスタイルのせいか、見切りが悪い。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験