稀少8ナンバー登録車 目指せ50万キロ!
新車購入から12年を越え、現在、総走行距離26万キロになりました。
当時は、この手のクロカン4×4でも8ナ
2013.4.29
- 総評
- 稀少8ナンバー登録車 目指せ50万キロ!
新車購入から12年を越え、現在、総走行距離26万キロになりました。
当時は、この手のクロカン4×4でも8ナンバー登録が可能だったので、初期登録から市販のキャンピングキットを組み込んで8ナンバー登録車にしました。8ナンバー登録にしたのは税金面等で優遇されるということもありましたが、購入当時、週末は車に自転車を積んで気の向くまま出かけ、出向いたところから30キロ位自転車を走らせることを趣味にしていたので、疲れたら即、フラットベッドで仮眠がとれるので重宝していました。現在もキットを外す事なく使用していますが、バックドア側からの荷物の出し入れは荷室の制限があり不便です。使用目的によっては、仕切り棚があると思えば不便さはある程度軽減されるでしょう。
自動車税20%オフ最後の年ですが、10%課税されてもまだ5万円なので、それを苦に乗り換えるつもりはありません。某有名タレントが時々言っていますが、「古い車を長く乗るのもエコじゃねーのか?」と。同感です。まだまだ乗れる車を廃車にしてエコカーを買う!?ここまでくるとそんな気も失せます。時々大事に磨いて綺麗にしていれば、見た目だけでは何年乗っている車か分かりません。職場に通勤してくる人達の車の中で一番古い車ですが、1、2を争う塗装の綺麗さです。ただ総走行距離を教えると少し驚かれます。
購入検討時(00年頃)はレギュラーガスが 100円/リッター位だったので、5VZでもカタログに載っている程度の燃費なら維持費はまったく問題ないと思い、5VZに決めました。この12年間のうち、レギュラーガスが 最高値180円/リッターになった時もあり、月のガス代が数万円という時もしょっちゅうですが特に気にしていません。オイル交換は15,000キロ毎または1年毎で済みます。ディーラーのオイルリザーブ会員になっているので交換費用も安価です。
- 満足している点
- 1KDが気にならなかった訳ではありませんが、特有の振動が我慢出来なかった事とアクセルレスポンスが自分の感覚(踏みしろと進む速度感)と大幅な乖離があったので馴染めなかった事から1KDを選択する事はありませんでした。
最近、新車登録3年経過の1KD搭載フルタイム4WDのハイエースバンを運転する事があったのですが、振動も少なくアクセルレスポンスも悪くなく、1KDも捨て難いなと感じました。地道な技術の進歩というところでしょうか、1KDを150系やFJに搭載してもらえれば、もっと購入する人が増えるのではないかと想像してしまいます。かく言う私もFJが気になってはいるのですが、今後の燃料問題を考えると1GR搭載のFJを今、購入するのは二の足を踏んでしまいます。12年を経過した現在まで車輌購入費用を優に越えるガス代を支払ってきたので、乗り換え検討をする際は、少しだけ燃費を気にしてしまいます。
走行性能は一般道、高速道路とも他車をリード出来る程度の余裕があります。時速100キロ走行時で、2,000/rpmなので騒音レベルはさほど気になりません。30kgのトルクは約2tの車重をそれなりに引っ張ってくれます。追い越しを余裕で行いたいときは、パワーモードを使うとまた違った一面を見せることでしょう。視点が高いから数台先の車まで見えるので走りに余裕が出ます。その結果、少し飛ばしぎみになるので自重が必要です。個人差はあると思いますが、シート形状とペダル位置、ハンドルまでの距離が私の体型に非常に合っているので長時間の運転も苦になりません。最長6時間連続運転した事もありました。
タイヤはBSの車検対応サイズ(3セット目)しか履いていませんが、クロカンをしないので特に問題なく走ります。車室内への騒音の入り込みも少なく、ある程度の踏ん張りも効くのでバランスがとれているのではないかと思います。フロントヘビーなので、知らぬ間にタイヤの内側がボーズになるタイヤの取り付け角になっています。
- 不満な点
- 初雪程度の積雪であればそのまま走る事が可能でした。寒冷地の都市部に住んでいるのですが除雪の回数が少ないため非常に走り辛い路面状態になります。泥濘み、30センチ以上の段差、一晩で数十センチの積雪、時々、副変速機を使用して乗り切っています。ATCも時々カチャカチャと音を立てて制御してくれます。BSのMZ-03を7シーズン使用していますが特に問題はありません。ただ、前回購入したBSのスタッドレスは最悪でした。
スタッドレスを履いて高速道路を走ると、フルタイム4WDの制御機能のせいなのか、それぞれのタイヤが若干ブルブル震えているように感じ、違和感を覚えます。しばらく走ると落ち着いてくるのですが、路面からのインフォメーションをかなり気にする質なので、これだけは慣れません。車高は1.9mあるので、若干の腰高感はありますが、セダンから乗り換えをすると骨格がしっかりしているのを如実に感じることが出来ます。着座位置の腰の部分位にバランスの中心があるように感じるので、セダンと同じような感覚でコーナーに入って行くと、そこからカクっと折れるような感覚を覚えます。コーナーを攻めるような車ではないのですが、限界点を知っておけばそれほど怖い事はありません。フニャフニャの足回りをしたセダンの方がよほど怖いです。(純正のショック・コイル無交換状態です)
タイヤ交換は自分で行いますが、付属のダルマジャッキで十分対応可能です。
さすがに寒冷地で12年も乗っていると下廻りは錆びてきます。車検時には必ず下廻りにパスタ塗装を施すのですが、数年前にはエアコン系統パイプを交換しました。次回車検を通すときはガス系統パイプとエアコン系統パイプの交換が必須のようです。かなりの金額がかかるとの事でしたが、直して乗り続けます。もう施しようがないよと言われるまで!
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