先日、ランドクルーザー250が公開されました。 日本で販売されるモデルのエンジンは２種類で、 2.8Lディーゼルターボと 2.7Lガソリンだそうです。 SNSを眺めていたところ、

Question

「この2種類のエンジンで2.7ガソリンを選ぶ人はいないでしょ笑」
というコメントがありました。

私とは認識が正反対で、おどろきました。
これはただ単純にそのコメント書き込みをした人の個人的な好みの問題でしょうか？

昭和５７年生まれで、ガソリンエンジンのクルマばかり乗ってきた私にとって、
ディーゼルエンジンのイメージはとても悪いのです。
私が18歳で運転免許を取ったころのディーゼル車といえば、
騒音が大きく、真っ黒な排気ガスを吐き出し、アクセルを踏み込んでもロクに加速しない愚鈍なクルマばかりでした。
さらに、寒冷地に行くと燃料の凍結の恐れあり、ガス欠の際はエアー抜きが必要、などの余計な手間も聞きました。
その代わり燃料が安いこと、エンジンの寿命が長いこと、がメリットです。

その後、クリーンディーゼルという言葉を聞くようになり、
黒くて臭い排気ガスは改善されたのかなぁと思っていましたが、
しかし、それでも今でも性能ではガソリンエンジンの圧勝だという認識でした。

私の知識がアップデートされていないだけで、
今の世の中ではSUVのエンジンはディーゼルが人気なのでしょうか？
もしそうなら、現代のディーゼル車の良さ、すごさを教えていただきたいです。
信号が青に変わってアクセルを踏んでもノロノロ走り出していたのは、遠い昔話なのでしょうか。

Answer 1

トルクの差がバカデカいです。圧倒的
ガソリン2.7L 246Nm
ディーゼル2.8L 500Nm

車重を考えたらガソリンはマイルド。中型ミニバンの2Lモデルと同じ程度かそれ以下の加速感でしょうね。しかもピークトルクの回転数は高めになる。これではクロカンとしてもSUVとしても使えません。踏まないと走らないので燃費も更に悪化

購入価格がやすいとか、オイル交換が多少サボれるとか、そんなしょっぱい理由でしかガソリンモデルを選ぶ理由がありません

一方のディーゼルのトルク。大重量＋重積載でも余裕しゃくしゃくでしょう

SUVはカタログに記載されているエンジン出力（つまりベタ踏みパワー）には何の意味もありません。そんな走らせ方をするわけもない。実用域のトルクこそが命です

乗用車で使われるディーゼルの進化史は、こんな感じ
自然吸気ディーゼル→ディーゼルターボ→電子制御ディーゼルターボ→コモンレール式電子制御ディーゼルターボ（←イマココ）

現行世代のディーゼルは、同世代のガソリンターボより優秀ですよ
高回転まで回せるから最大出力で勝てても、実用域トルクで負けてます
クリーン化は永遠の課題ですが、条件付きとは言え良くなりました

質問者からのお礼コメント

ありがとうございます。
大変勉強になります。

自身の知識の遅れを実感しました。
そして新たな事をたくさん覚える事が出来ました。

そして、もしランクル250を購入するなら、ディーゼルターボ一択にすると思います。
(^_^)

Answer 2

プラドにも搭載されてる2.7L ガソリンエンジンですが、車重に対してかなり非力で悲しいぐらい走らないので、2.8L ディーゼルが推されるのは明白だと思います。最近のクリーンディーゼルはかつてのようにカラカラと音を立てて黒煙モクモク・・・ということもありません。ガソリン車から乗り換えても、そこまで明確なディーゼル感は感じないぐらいのものになっています。

Answer 3

マツダがディーゼルエンジンになぜこだわっているのか知らないんですね。
あなたのその常識を覆す性能があるので、是非1度マツダの車レンタルしてみて下さい。
どんな言葉よりも身をもって体感してみて下さい。

Answer 4

鈍臭いのはどちらなのか？

150系のガソリン、ディーゼルの両方に乗ってみれば分かると思います。ガソリン車の走らなさにマジでびっくりしますよ。

後は8ATとの組み合わせでディーゼルがすこーしだけ走りが良くなると思います。

他には燃費の事もあると思います。田舎の町乗りで7km/Lくらい、都会の街乗りで6km/Lくらいになると予想してます。

Answer 5

私もディーゼル絶対選びます。

Answer 6

300と共通のプラットフォームですので、TNGAだと言ってもGA-Fであり、150プラドより重いと思うのです。そこにあの非力なガソリンエンジンでは、、、、と言うことだと思います。のっそり感は否めません。それは150プラドでも同じことが起きてます。

それが選ぶ理由でしょう。なので、日本市場にハイブリッドや4Lのガソリンエンジンを投入するなら事情は変わってくると思います。

貴殿のイメージとしてのディーゼルはNAの4.2Lでも、最高出力(ネット) 125 PS、最大トルク(ネット)27.8 kgf・mぐらいじゃ無いでしょうか？
実際クロカン四駆にこのエンジンでしたらなら、高速道路は登坂車線を走ることになります。

が、250に乗るディーゼルエンジンのスペックを見れば一目瞭然、圧倒的です。2.8リッターターボ 最高出力 204PS、 最大トルク51kgf・mです。

トルクは約2倍ですので、発進加速も申し分ない。高速の登坂車線を横目にグイグイ加速すら出来るのです。