トヨタ ハイエースワゴン 「ディーゼルが搭載されたら、最強のワゴン。」のユーザーレビュー

ディーゼルが搭載されたら、最強のワゴン。

2016.8.20

総評

　２８年６月登録のほぼ新車を偶々借りることが出来たので、２日程堪能してみました。

　３年前に借りた２０年式と比べると、走行距離の桁が２つ違うことを考慮しても、特にパワートレーンの進化は凄まじいモノがあり、新しいものが最良、という言葉がピッタリ当てはまります。

　ただ、未だにディーゼルが搭載されていないので、更なるパワーアップと燃費の改善がこれで解消されると思うと、要望は多いのではないでしょうか？
　前にも書きましたけど、このクルマにディーゼルが載れば、最強のワゴン車になるかと思いますが…。

満足している点

・広大な車内で、今回の使用目的であった大人数＋荷物満載でも快適に過ごすことが出来る。

・トルクフルなエンジン＋６ＡＴで、滑らかな走り。

・エアコンもよく効いたため、この時期とても有難い。

・大きなボディに関わらず、見切りが良いため運転は比較的しやすい。

不満な点

・兎に角燃費の悪さ。これだけは何とかしてほしいところ。

・ブレーキの効きは新車だったからか、前乗った前期に比べると良かったが、もう少し効いてほしい。

・折角フロントがオートエアコンに進化したんだから、リヤもオートにしてほしい。操作レバーがクーラーとヒーターで別々にあり、操作し難い場所にあるため、尚更オート化が望まれる。

・フロントガラスの傾斜がきつめの影響で、適切なドラポジを取ると目線がガラスの上部になり、視界が狭めなこと。今回地デジのアンテナが丁度目線上にあり、非常に鬱陶しく感じた。

・ボディが大き過ぎるため、前と同じく駐車場に苦慮する場面が多々あった。

・同じく大きなボディのため、誰も運転を代わってもらえないこと…。


・未だにワゴンにはディーゼルが未設定。

デザイン

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走行性能

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　後期型になりミッションが（ガソリンのみ）６ＡＴ化され、それまでのモデルと比べ繋がりがスムーズになり、滑らかな走りに進化しています。
　
　エンジンも改良され、トルクも増して加速力も上がり、高回転もレブリミットまで一気に回り、エンジン音と合わせ少し前のスポーツカーに乗っている様な感覚になることもあります。
　人によっては五月蠅く感じるかも知れませんが…。

　パワートレーンはボディの大きさを考えれば、文句なし。

　ただし、足回りがやや柔らかめなので、峠道はややロールに悩まされることもあるが、割と安定しています。

乗り心地

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　ロングホイールベース＆ワイドトレッドの恩赦で、高速クルージングは安定して走ることが可能。
　若干ギャップで跳ねることもあるが、厚いシートクッションとやや柔らかめのサス、２ｔを超える車体がそれを抑えてくれます。

　シートも一人一人がゆったり座ることが出来、窮屈な思いもしないうえ、ボディ剛性も１ＢＯＸと思えば高めなので、下手なミニバンよりも快適です。
　

積載性

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　流石スーパーロング＋ワイドボディ＋ハイルーフだけあって、乗車定員分の荷物は全てのみ込見ます。
　レンタカーやジャンボタクシーとして重宝される理由がよく分かります。

燃費

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　メーター内の平均燃費は８．１キロ／Ｌを指していたが、走行状態が変わっていても何故か殆ど数値は変わらず。

　なので満タン法にて計測すると、８人乗車で高速８割、荷物満載で６．８キロ／Ｌ。

　アイドリング長めでややペースを上げて走った状態で６．１キロ／Ｌ。

　８人乗車＋エアコンを常時かけていたとはいえ、これはチョッと満足出来ない数値…。

価格

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故障経験

　
　ほぼ新車のため、無し。