86dogさん
トヨタ GRヤリス
グレード:GRヤリス RZ“ハイパフォーマンス・ファーストエディション”_4WD(iMT_1.6)
2020年式
乗車形式:試乗
トヨタが送る今や絶滅種ともいえるホロモゲ取得モデル
2021.2.28
- 総評
- たまたま近所に試乗車を見つけました。
いやー、やっぱり乗ってみるものですね~
お陰で色々なことが分かりました。
様々に思う所はありますが、いまだに
「有りか無しか」を即答出来かねる車です。
正直家に86とエボが無ければ購入も考えますが
それでもちょっとお値段が・・・・( ̄∇ ̄;)
正直個人的感想として購入を考えてみると
まず・・・・
・86とエボを手放す。(頭金)
・付けたい装備を各々から外す
(汎用品:座席、ホイール等々)
・GRヤリスに付ける
って流れを考えた上で今日の感想を考慮すると
フルOP装備のRCグレードを購入するのが
比較的安価かと思ってしまいますが、
そこでネックになるのが
・スマートキーレス(装備が落ちる)
・オープンデフ(別途LSD必要)
・オーディオレス
(結構凝る人なので)
・総工賃
って考えると結局どっこいという落ちが付く気が
してやっぱり今の2台置いておこうって
結論になってしまったりで、ハイエンドモデル
買ってとなってくると、ちょっとローン
組むのもな~
とかとか、何とも悩ましい車です。
個人的総括は
「しばらく放置が吉かな?」
ってイメージです。ほっといたらこの
「痒い所に手が届かない」感にある種の
結論が出るのでは?とか思ったり、また
初期モデルに手を出すと後々痛い目を見るのも
86で経験したのでそう感じるのかも
しれませんが、ただ時期的にこれが最後の
純ガソリン車のホロモゲモデル(かつMT)の
最後のモデルになりかねないので
慎重を期すもよし、行ってしまうのも良しって
イメージでします。まー果報は寝て待て
と言いますしね。
今はそれで良いのではないでしょうか。
社外パーツもこれからですし・・・
(買った時のための言い訳
- 満足している点
- ・試乗出来て分かった色々な事
(視界や座点などなど)
・安全装備系がオプションな事。
・スペックと重量からくる軽快さと扱いやすさ、
・RCがディスプレイレスが理由がなんとなく
わかった事・
・やはりこういう車は良い・・・・・
- 不満な点
- ・専用設計すぎて発生している様々な弊害
(視界不良や後部座席の制限等)
・ハイエンドグレード以外は納得できない
標準装備。
(RCのスピーカーは付いているが、オーディオレス
4WDスポーツカーでオープンデフってのは
ちょっと・・・・
せめてトルセンは全グレード標準が良かった)
・どうしても拭えない割高感
・ステアリングスイッチの移設が出来ないと
不便極まりないステアリング交換
- デザイン
-
5
- 実は結構好みです。
大げさ感漂うバンパーのデカいダクトも
タイヤのためにアホほど張り出したフェンダーも
低くなっているルーフも欲する機能から得られた
回答と思うと分かりやすい。
内装も真っ黒で非常にスポーツカーらしい。
- 走行性能
-
4
- 基本スポーツモード、時々トラックモードで試乗
運転席に座ってみて驚いたのは無印ヤリスに
比較して座点が高い事。そして前方視界で
バックミラーとマルチディスプレイとの距離感が
狭い事と結構安全装備系で視界を妨げられる事。
無印ではそう感じなかったが、どうも
フロントガラスの傾斜がきついので同じ装備を
付けてもスペースが無いらしい。
その結果どうも座点も下げ過ぎると例の
ディスプレイがフロントの視界に入ってくるので
座点も無印より高くなってる様である。
こんな弊害があるとは・・・( ̄∇ ̄;)
RCがディスプレイレスなのはこういう事
なのかもしれない。
スペックにして大体エボ3~4相当と思われる
性能は昨今のターボ車同様ドッカン感は
皆無だが、その軽量も相まってどの状況でも
重量を感じさせない軽快感がある。
が化け物ってほどの加速感は感じなかった。
(ブーコンの加速に慣れ過ぎただろうか・・・)
トラックモードで加速するとスポーツモード比で
後輪からの加速感が若干向上する。
操作性や反応はとてもよく、扱いやすさは
エボとは比較できないほど良い。
- 乗り心地
-
4
- マフラー音もそこそこ響く静粛性。
まースポーツカーですからね。
振動というほどのものは感じない。
サスはスポーツカー基準で普通。
- 積載性
-
2
- 専用設計であるため、利便性は無印に劣る。
後部座席は2ドアゆえの乗降性の悪さと
ルーフの低さゆえに座高が高いと頭部の
角度制限が付くレベル。86と違い足場は
確保できるがディーラーも2+2程度に
思ってほしいとの事。
ただ、後部座席は畳めるのでそこそこの物は
積めると思われる。
- 燃費
-
-
- 試乗のため割愛
- 価格
-
3
- 見る視点によって
(ホットハッチと見るか、ハイパワー4WDと
見るか、ヤリスの派生と見るかで)
価格に対する価値観には大幅な個人差が生じると
思われる。
ただやはりテンロク4WDターボコンパクトと
見ても、WRXやランエボが400万代である程度
装備と利便性を維持して購入出来た事を考慮
しても割高感は否めない。
(なまじヤリスを名乗らずにGR-4とか名乗って
いたらまた変わったかも・・・)
- 故障経験
- 試乗のため割愛