トヨタ GRヤリス 「俺たちのWRカー」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

山田 弘樹
山田 弘樹(著者の記事一覧
自動車ジャーナリスト
評価

3

デザイン
3
走行性能
3
乗り心地
3
積載性
3
燃費
3
価格
3

俺たちのWRカー

2021.9.27

年式
2020年7月〜モデル
総評
世界中見渡しても、これほどまじめに、本気で作り込まれたコンパクトスポーツはない。
満足している点
小さなクルマでハイパワースポーツカーをも打ち負かす走りを実現する、というクルマ好きの夢を現実にしてくれた。
不満な点
速さは十二分。あとはターマック(舗装路)において、もう少しだけコントロールの自由度があれば100点満点。今後の熟成に期待!
デザイン

3

ベースとなるヤリスにはない3ドアボディ、ワイドなフェンダー。全てはWRCをはじめとしたラリーで、勝つために導き出された形である。
走行性能

3

コンパクトなボディに272PSのターボパワーを炸裂させる走りは超刺激的。これを完璧に押さえ込むボディ剛性の高さと4WDのトラクションもお見事。現代でよくこれだけのハイパーハッチを作り上げたと思う。
乗り心地

3

ショートホイルベースならではのピッチング感は多少あるが、ボディ剛性が高いので固めのサスペンションでも乗り心地は整っている。むしろスポーツカーらしい安心感のある乗り心地だと思う。
積載性

3

ベースはBセグメントのハッチバック。小さくても実用性はきちんと備えおり、トランクルーム容量は174Lを確保。GRヤリスは小さいことに意義があるのでこれでいいのである。
燃費

3

これだけの速さを備えたモデルでカタログ値13.6km/Lという燃費(4WDモデル)は、素直にすごい。ちなみに自然吸気の2WDモデルは18.2km/L。
価格

3

ヤリスなのになんでこんなに高いの? という批判は的外れ。小さくて速いラリーカーを作るためにヤリスが選ばれたというのが現実であり、ヤリスがここまですごくなったことに価値があるのだ。
山田 弘樹
山田 弘樹
自動車ジャーナリスト
自動車雑誌「Tipo」の副編集長を経てフリーランスに。編集部在籍時代に参戦した「VW GTi CUP」からレース活動も始め、ワンメイクレースやスーパー耐久に参戦。この経験を活かし現在執筆活動中。愛車は86年式のAE86と95年式の911カレラ。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員A.J.A.J.(日本自動車ジャーナリスト協会)会員
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