トヨタ クラウンロイヤル 「衣の厚い海老天 かけたコストの割にはよくできているというべきか、素の2.5ならまあよしとしたいが、3.0の上位グレードとなると、こちらも期待するもの。」のユーザーレビュー

衣の厚い海老天 かけたコストの割にはよくできているというべきか、素の2.5ならまあよしとしたいが、3.0の上位グレードとなると、こちらも期待するもの。

2008.4.28

総評

衣の厚い海老天
かけたコストの割にはよくできているというべきか、素の2.5ならまあよしとしたいが、3.0の上位グレードとなると、こちらも期待するもの。期待の割には底の浅い印象は拭えず。もはやコストパフォーマンスでも欧州車に負けそうです。

満足している点

乗り込んだ瞬間の作りこみ感は「おっ、いいかな」と思わせる。外板のプレスは先代よりも良い印象（ゼロは透かしてみると写りこみが歪んでいました）。街乗り燃費8キロはこのクラスでは優秀でしょう。トラブルなく数年間は安心して乗れそう（これが一番の長所でしょう）。

不満な点

ゼロのほうが志高い。このモデルは先代に掛けた開発コスト回収モデルであろう。国産車の下位クラスからの乗り換えにはよいでしょうが、少しでもセルシオなりアウディ、ベンツあたりに乗っていたなら、これは買えない。ゴルフやパサートの方がはるかに良い。運転席に座ると室内幅は狭く、インパネが高い位置にある。いかにも細い車に乗っている印象。レクサスを超えてはいけない悲しさが出た。走ってはアクセルペダルが渋い割に唐突な出足。1速のギヤ比が低く、滑らかさが不足。こんなにしないで、もっとゆるりと走らせた方がクラウンらしい。４ＷＤのせいもあるが、つま先立った走り。ブレーキ時のノーズダイブ大きく、初期のダンピング不足で落ち着かないサス。クラウンが好きなら、ゼロの中古か１１代目あたりでガンガン走らせた方が、精神的によいでしょう。クラウンは好きで、いつもモデルチェンジの度に注目しているが、このモデルは賛成できない。もっと伝統を重んじるべき。

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験