トヨタ クラウンマジェスタ 「走る喜びを、実はそれなりに感じさせてくれ...」のユーザーレビュー

走る喜びを、実はそれなりに感じさせてくれ...

2001.12.23

総評

走る喜びを、実はそれなりに感じさせてくれる。

満足している点

そのエクステリア、とりわけ後方のデザインが面白い。縦長のテールランプはキャディラックとの類似性をよく指摘されることがあるが、それれはともかく、少なくともクラウン・ファミリーに用意された意匠としてはなかなか新鮮である。今でも、その魅力は十分通用するのではないか。動力性能の素晴らしさにも満足している。低速からある程度のトルクが確保されており、もたつきを感じさせない。滑らかかつ静粛な吹け上がりの感覚も、それをいっそう際立たせているのである。この世代のエンジンとしては、まず合格点を与えてもよいだろう。

不満な点

エクステリアの面白さとは裏腹に、インテリアには陳腐さを感じてしまうことがある。クラウンの狙いがそこにあると言えばそれまでだが、およそ官能的なデザインと言うところからは程遠く、特徴を見出しにくいものとなっている。よく言えば、飽きのこない意匠というところだろうか。ほかに、これは新型にもいえることだが、内装においては、ロイヤルシリーズとの変更点がわかりにくく、これが時にオーナーの不満を招く。これは車種の性格上やむをえないのであろうが、本音としては、もうすこしその差を際立たせて欲しいところではある。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験