トヨタ クラウン(エステート) のみんなの質問

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昔のトヨタのクラウンはお金持ちしか乗れなかったのでしょうか?

私の祖母が免許をとって初めて運転した車がクラウンと聞きました。周りの車好きのおじいちゃんたちからは昔のクラウンはお金持ちしか乗れなかったと聞いたので気になりました。祖父は75歳です。あと、もしかなり高級であったのであれば今で言うどの車くらい高級だったのか教えていただきたいです。車に詳しい方、教えてください。

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回答一覧 (9件)

  • 今とは状況がだいぶ異なるので、「今で言うとどの位の高級車か」と言うのは難しいでしょうね。

    何歳で免許を取られたのかにもよりますが、仮に20歳とすれば今75歳なら55年前。1969年という事になります。

    その頃は日本と欧米の所得格差が大きく、おまけに1ドル360円の固定相場です。今1ドル150円前後で騒がれてますが、2倍どころの差ではありません。

    当時はユーロはありませんからドイツ車との比較はやりづらいので、ドルで見ると。
    現地価格2万ドルの車は、現在だとおよそ300万円(1ドル150円として)。これが、1ドル360円の当時だと720万円になります。
    1969年の大卒初任給は3万円だそうですから今の6〜7分の1。それだけの所得の違いに加えて上に書いた通りの為替相場の差ですから、当時の輸入車はとんでもない高値です。今は5〜600万円の輸入車は沢山ありますが、感覚的には3〜4000万円位でしょう。

    しかも、当時は日本の自動車輸出はまだまだ。大量に輸出されて貿易摩擦が問題になる十数年前なので、日本政府が外車に物凄く高い関税をかけて国産自動車を保護しても欧米に文句を言われる事も無い時代です。

    説明が長くなりましたが、55年前の輸入車は今と全く世界が異なり、ちょっとゆとりがある、というレベルではとても買えるものではありませんでした。
    そんな訳で、55年前は「高級車」と言ってもほぼ国産車に限られてました。

    さらに、今と異なり国産車にはレクサス、インフィニティ、アキュラなどの高級販売チャネルもありません。
    トヨタは「クラウン」、日産は「セドリック/グロリア」、三菱は「デボネア」というようにそれぞれのメーカーの最上級車と位置付けられていました。

    ただし、今と異なるのは最上級車と位置付けられた車にも普及グレードや営業車タイプがあった事です。
    今はレクサスLS500hにタクシー仕様や営業車グレードはありませんが、クラウンやセドリックにはありました。

    だから、その当時「クラウン」を持っていたとしても、最上級グレードなら間違いなく高級車ですが、タクシーや営業車に使われる普及グレードなら「ちょっと大き目の車」です。
    つまり、どのグレードだったのか、によります。
    ただ、そうは言っても大衆車はカローラやサニーの時代ですから、例え最上級グレードで無かったとしても、クラウンを所有していたのはゆとりがあった人(家庭)だったでしょう。

  • 庶民です
    お金持ちは昔からMercedesに乗っていたでしょうね

    プロ野球の選手を見ても分かりますが、お金を持つと輸入車に乗っていました

    板東英二さんが、名神高速道路が、出来た頃マスタングを買って走っていたそうですが、国産車なんてまだ高速道路をまともに走れなかった
    とテレビで話していましたよ

  • 調べてみるとビミョーな結果が出ました。
    クラウンが高級だったのは、当時の社会生活でクラウンは社長さん、課長はコロナ、平社員はカローラという序列意識が強く、クラウンに乗るのは偉い人と思われていたから、のように思います。
    クラウンは当時の大衆車カローラの1.6倍くらいの価格です。


    おじいさんが75歳、おばあさんも同い年とすると、1950年頃の生まれですね。
    免許を取ったのが1960年代後半でしょうか。

    当時のトヨタの乗用車のラインナップは、上からクラウン、コロナ・マークII、コロナ、カローラ、パプリカ。5種類くらいしか無かったのです。この上にセンチュリーがありますが一般用では無いです。

    1970年の国内生産台数はクラウン135,321台、マークII・246,334台、コロナ284,485台、カローラ460,319台、パブリカ101,271台。輸出分も含みますが、クラウンも珍しくは無い。
    https://www.toyota.co.jp/jpn/company/history/75years/data/automotive_business/production/production/japan/production_volume/main.html

    クラウンは社長さんや自治体首長さん向け、あるいはタクシーの用途が多かったと記憶します。
    1967年発売のS5#型は5ナンバー車で、ライトバンやトラックも同型車に含まれます。個人オーナー向けの戦略車「オーナーデラックス」は88万円とか。
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A8%E3%82%BF%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%B3#3%E4%BB%A3%E7%9B%AE_S5%23%E5%9E%8B%EF%BC%881967%E5%B9%B4_-_1971%E5%B9%B4%EF%BC%89


    66年のカローラは販売中心の1100DXが49万5千円。当時の平均年収が55万円程度なので同じくらい、クラウン88万円は平均年収の1.6倍程度。
    https://web.motormagazine.co.jp/_ct/17357350#goog_rewarded

    今は平均年収414万円、1.6倍は660万円。
    今で言えば、プリウスに対しクラウンに相当するのがハリアーあたりということに。

  • 昔のトヨタのクラウンは、優良な中小企業の社長や、お抱え運転手に運転させて、ポケベルの時代に、自動車電話や大きな携帯電話を使える等、経費等を潤沢に使える人々が乗る車だという印象でした。

    今の車で言うと、レクサスのLSやベンツSクラスが該当すると思います。

  • 車(の価格)がどうというよりも、税制変更前の3ナンバー車に対しての贅沢税としての自動車税が凄まじく高過ぎたので、維持できるのは金持ち(高収入の人)だけだったという事です。

  • >祖父は75歳です
    多分、時代は昭和40年代の辺りでしょう。
    お金持ち以外は乗れないも何も、
    その頃の高級を謳う乗用車はセンチュリーやプレジデントのような特殊なタイプを除き、豊田のクラウン、日産のセドリック(又はプリンスグロリア等)までになるのです。その他の国内メーカーでは「三菱デボネア」があるものの、三菱車となると毛色の差ありますし。
    他、mazdaのロードペーサーみたいな他社製の輸入車ありますが、殆ど流通していません。hondaは最後発で4輪製造に参入しているので高級を謳うタイプは昭和60年後期のレジェンドまではありません。

    しかし、
    1960年代は中古車のクラウン、中古車のプリンスグロリアという車両であれば、集合住宅に暮らす市民でも所持していましたし、そういった意味では現在と変わりません。

  • 失礼します。自分は高校生でその当時のことなど知らないのですが、1989年にセルシオ(レクサスLS400)が出るまでは間違いなく誰もが認める高級車だったみたいです。セルシオやレクサスが出てからは差別化のために色々制約がついたみたいですがそれでも頑張っています。
    恐らくですが今のレクサスLS(約1,100万円〜)くらいではないでしょうか?もしかしたらGSほどかもしれませんが、まぁ今のクラウンセダンの730万円を見れば高級車であることはお分かりいただけると思いますよ。にしても初めて運転した車が当時のクラウンとは、羨ましいですね〜!

  • クラウンは今も昔も現行型ならお金持ちしか乗れないでしょうね!
    型遅れなら誰でも買えたりしますが。
    今で言うとレクサスぐらいかな。

  • ほんと、トヨタのクラウン、日産のセドリックはツートップだった気がする。

    今で言うと、レクサスの高級なレベルかな?

    当時の車の中では、車体が大きくて高級感があった。
    庶民は日産ならサニーやブルーバード、
    トヨタならカローラやパブリカになるかな?

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