王冠=80点主義の頂点に君臨を主張。
やっとクラウンのフルモデルチェンジ。
長かった~。
18系から続くスパイラルを断ち切っているか
楽しみに、そして
2013.2.17
- 総評
- 王冠=80点主義の頂点に君臨を主張。
やっとクラウンのフルモデルチェンジ。
長かった~。
18系から続くスパイラルを断ち切っているか
楽しみに、そして懲りずに乗り換え車候補として試乗。
<感想>
今回のクラウンは「大衆車の最高級車」として
その存在価値を十分に発揮しているという意味では
いいのではないでしょうか?
デザインのみで全否定はしません。
これだけ技術が発達・成熟した今、
性能的に他車と差別化しようとしても不可能では。
ただし、前期型では標準装備されていた安全装置がOPでしか装着できないのは
もはやハリボテ高級車でも満足する見栄張くん(見栄晴ならよいが)がたくさん存在し
利益に貢献してくれるということはヴェルファイアー等で既に豊田は市場調査済み。
デザインや性能に不満のある人は
他メーカーの同価格車で、いくらでも満足できる車があります。
クラウンにこだわる方には本当に残念ですが
私は、クラウンは私が生まれた当時の昔の「あこがれのクラウン」ではなくなったと
はっきりと認識させられたモデルとなりました。
寂しいですが、メーカーの考えですから仕方ありません。
今回で完全に凝りました。
- 満足している点
- ・ハイブリッドエンジン車としての進化
プリウスやサイのハイブリッド然とした違和感がなく、本当に乗りやすくなっている。
アクセルの感覚だけでなく、ブレーキの違和感の減少が格段に向上。
・適度なパワー感
2.5リッターのハイブリッドエンジンを
従来のガソリン3リッターエンジンだと思ってくださいという
メーカーの言い分の8割方は納得。
・乗り心地の改善
急加速時のリアの沈み込みもない
急制動時のフロントのお辞儀も極力抑えられているなど
クラウンの良くも悪くもふにゃふにゃの足回りとは決別したいとの意思は伝わった。
・内装の上質感アップ
20系のそれはひどかった。
ずいぶん反省したらしいことが理解できた。
・燃費
試乗開始時リセットし、町なか:幹線道路:峠道=4:4:2の割合でリッター当たり20.9キロには感動!
・静粛性
でも、伝統のクラウンの音は完全になくなってました。。。
・トランクの広さ
一度見てください。これには技術の進化を最も実感できるでしょう。
- 不満な点
- ・全体から受ける品質感の低さ
レクサスとの差別化でしょう。あくまでクラウンは「大衆車としての高級車」と感じます。
・したがってコスパが低いと感じざるを得ません。
・サイドブレーキの解除レバーの足踏み式解除への変更
これはクラウンらしかったのに。トランクオープナーはドアのところに残ってます。
・「クラウンに乗っていること(クラウンを所有していること)」
だけで満足を得る人のための車になってしまったこと。
性能なんて普通でいい。厳つくて押し出しが強い車がほしいんだぜー。
ヴェルファイヤーであの感覚を覚えてしまった方々の次の車としてあてがったことが見え見え。
よほどの感性でなければ乗れない。
クラウンをこんな車にしてしまった会社を恨みます。
思い出もあるんですよね。。車にはそれぞれの人の。。
昔は絶対に乗らないだろうと思っていた
広島のメーカーの車の方がよほど洗練されているように感じてしまうくらいです。
悲しすぎます。。。
クラウンには個人的な思い入れがあり
感情的な一部冷静でない内容になったことをお詫びします。
重厚で気品に満ちあふれた新型クラウンに乗りたかったという気持ちを伝えたかったのです。
拙文・乱文、何卒お許しください。
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