トヨタ カローラスポーツ 「北海道でのレンタカー2」のユーザーレビュー

北海道でのレンタカー2

2020.3.4

総評

トヨタのクルマ作りが変わった事を実感できるクルマ。クルマを乗る人の為に作っているのを感じる。一般的な車種で、こういうクルマをトヨタが作る様になったことは、日本人として嬉しい。

満足している点

TNGAにより作られて、洗練されたドライブフィール。運転操作や、スイッチの操作など、全体的に滑らかに動く。トヨタがこれをやってくる時代になったんだな。

不満な点

フロントマスクはG’zの方が好き。ナビの配置はなんとかならないものか。

デザイン

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走行性能

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1.2ガソリンだが、低回転から扱いやすい特性。ここら辺はメルセデスAクラスW177と同じ。CVTもスバルXVの様に、アクセルにリニアに反応する。遅れが無く自然な変速で違和感なし。
今までのCVTは、不自然な変速で苦手だったけど、これなら有り。

乗り心地

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借りたレンタカーは冬なので、16インチスタッドレスの状態で、マイナーチェンジ前の脚回りだと思うが、

1.TNGAボディーと、KYBが新たに開発したPRO SMOOTHダンパー、サスペンションジオメトリーの見直しのお陰で、滑らかなドライブフィール。殆どの場面で、クルマの姿勢が安定していて良い。コーナリングも適度なワクワク感で楽しい。コーナリング時のステアリング切り始めと、戻す時の車体姿勢が非常に自然な感じ。また、コーナリング中にぎゅっと粘る脚回りは、新開発ダンパーの賜物だろう。
2.ステアリングも、システムに作動の遅れやキックバックが非常に少なく、人の操作に対して反応がしっかりしている。コーナリング中に、路面の継目などを通過してもステアリングがブレる事がない。
3.静粛性も高く、ボディーから伝わる不快な振動も非常に少ない。ま、ボディーの振動減衰特性が良い感じ。良いボディーと、ホールドが良いシートとも相まって、ロングドライブや、峠道でも疲れない。
4.リアサスがダブルウィッシュボーンなので、トーションビーム方式のW177に比べると、リアの落ち着きには若干軍配が。
5.全体的なドライブフィールや味付けは、W177Aクラスより若干軽快な感じ。滑らかさ・しっかり感などは同じ様なレベルなので、ここら辺は好み。
6.冬の北海道、せっかくなので雪の峠道の下り坂でブレーキテストしてみたら、クルマが4輪でしっかりと路面を掴みながら安定した姿勢で止まった。さすが。

積載性

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W177 Aクラスと同じくらいだ。多分。

燃費

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北海道で250km運転して、メーター読みで18km/Lぐらいだった。

価格

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故障経験

無し。