トヨタ カローラスポーツ 「カローラスポーツMTを試乗。iMTは楽をするための機能」のユーザーレビュー

カローラスポーツMTを試乗。iMTは楽をするための機能

2018.9.7

総評

今はMT車でなければ所有する気が無いので、iMTの機能確認を中心に試乗しました。
'18.09.07現在、愛知県では試乗車があるのは唯一、カローラ名古屋・日進竹の山店です。
（9/8以降であればカローラ中京でも吹上店に試乗車があるようです。）


全体的によくできたクルマです。さすがカローラだけあってソツが無いし、運転しやすいイイ車です。
今、トヨタ車の中から欲しい車は？と問われたら間違いなくこの車がダントツ1位です。

ただ、優等生なだけに個人的にはもう少し個性というか癖が欲しいかな…
今所有しているプジョー・208のように3気筒特有のエンジン音や車体の軽さに由来する加速感のように、運転が楽しくなる「個性」が乏しいので、積極的に購入を決める理由が薄いです。
（あくまで個人の感想です。印象や感覚の好き嫌いは人それぞれなので…）

満足している点

スポーツモードで機能するiMTはクラッチ操作を全く意識しなくてもスムースに走れるので、想像以上に良いです。
半クラに失敗してエンストしたり、シフトショックで同乗者を不快にさせる状況からは解放されるかと。
（ノーマルモード・エコモードでは無効になるので、iMTが気に入らない人でも大丈夫）


トヨタセーフティセンス（自動ブレーキなど）が標準装備されており、クラッチを自動で切れないので完全停止はできないものの前車追従で加速・減速・車間維持や斜め後方から接近する車を検知して警告する機能があります。
最近のクルマはデザインの都合で後方・斜め後方の視界が良くないので、特に後方の安全機能はありがたいですね。

不満な点

iMTはよくできた機能ですが、自分が思いつく利点は疲れて半クラや回転合わせるのをサボりたいときや他人を乗せてシフトショックが気になるときなので、トヨタの言い分である「操る楽しさ」とは別のベクトルかと感じました。
サーキット走行などでクラッチ操作への意識から解放されたい状況や、クラッチを労わって走りたい状況では重宝するのかもしれませんが、自分はサーキットを走った経験がないので的外れかも…


外装デザインは人を選ぶでしょうね…写真で見るより、実物の方が違和感は少ないですが。

個人的には電動パーキングブレーキは好きません(操作が直感的に分かりにくい、自動・電動はイマイチ信用しきれない、ブレーキをかけた「感」に乏しい)し、ナビの位置(ダッシュボード上に飛び出て視界が遮られる感じがちょっと…)のように細かいところでは不満はありますが、購入を棄却するほどの不満点ではありません。

デザイン

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走行性能

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過去に150系オーリスRS(1800cc・6MT)に乗っていたのですが、それとは雲泥の差です。

オーリスは出足や加速が遅くてイライラするときが多かったですが、1200ccターボ・6MTでは軽々加速できるので私の感覚ではストレスは感じない性能だと感じました。

乗り心地

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街中を試乗しただけなので評価しかねるのですが、欧州がメインターゲットであるカローラのハッチバック車なだけあってしっとりとした感じでした。

ドイツ車やボルボのようながっしり・どっしりとした感じではなく、あくまで日本の路面状況に合わせてしなやかにチューニングしたという雰囲気です。

軽自動車や過去のトヨタの大衆車のようにフワフワ落ち着きがない雰囲気はかなり解消されたと思います。

積載性

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ハッチバックですからミニバンやワゴンのような積載性を求める人へのクルマではないです。

荷室の深さ（フロア）は2段階で変えられますし、後席シートを倒せはフルフラットにできるので緊急時に車中泊ができる程度はあります。

燃費

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価格

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故障経験