センチュリーロイヤルは皇室用に作られた車ですが、スズキキザシは覆面パトカーの為に作られた車なのでしょうか？

Question

これまでのアリオンなら婆さんが運転しているのとか見ますが、スズキキザシは、そういった個人使用している車を見たことがないのですが？

補足

こういうマイナーな車なら、 刑事さんが張り込みなどの場合、犯人はキザシが止まっていただけで、警戒を強めたりしないものなのでしょうか？ また、スズキキザシで交通取り締まりなどに当たった場合、検挙率が大幅にダウンしたりしないものなのでしょうか？ また、個人所有車にした場合、ルーフにあるパトライト取り付け棒みたいなのがついてくるのでしょうか？

Answer 1

アリオンは、若い時からずっとカリーナに乗ってきたトヨタ店の顧客が高齢になっても自動的に買い替えているだけです。
キザシは、ずっと高いし、スズキには元々そのクラスが無く新規客が相手ですから売れません。
個人客に売れなくて、開発費が回収できないから、販売先を警察本部や警視庁に集中して、入札条件に合った他社の車を圧倒する低価格で入札するのでしょう。

質問者からのお礼コメント

Y31セドリックセダンなんかを警察仕様にしている方とかがいますが、そう言う人の買い替え向けにはよさそうですね。

Answer 2

覆面パトカーように車を作るほど，今の自動車会社に余裕はありません。

２０年以上前に，某ディーラーの官公庁担当の方から，白黒パトカーのカタログをもらったことがあります。
車体やエンジン性能は，市販車ベースですから，ほとんど市販車と同じです（トランスミッションの１速，２速のギア比が多少違ったぐらい）。
それに，パトカーとして必要なオプション（赤色警光灯やドアの内側の警棒入れ，トランク内の警杖入れ，助手席のサーチライト用コンセントなど）があったぐらいです。
まぁ，当時はバブル絶好調の時だったので，自治体も財政が豊かでしたから，パトカーも頻繁に乗り換えられていました。

けど，今はそんな訳にいきません。
警察などの官公庁も車両更新計画が先送り（乗り換えの基準を延ばす）になったりしていますし，専用設計車両なら車体価格が上がるので，うれしくないのです。
ですから，市販車にオプションを乗せるという形でパトカーなどが作られます。

で，キザシはスズキが新しいニーズを取り込もうとして作ったのですが，売れ行きが悪かったため，公用車の入札の時に安価で（それこそ「在庫一掃セール」的に）落札したのです。
結果的に「キザシ＝覆面パトカー」という話が広がってしまい，覆面パトカーの用をなさなくなっているのです。
スズキもキザシは白黒パトカーだけにしとけばよかったんですけどね。
そこまで考えていなかった（考えるほど余裕がなかった）のかもしれません。