高級車はFRと言うのはもう過去のものでしょうか？ レクサスLMや新型センチュリーはいずれもFFのGA-Kプラットフォームを採用しています。

Question

レクサスのラインナップでLのつく車種は最上級であることを示し、LMはLSやLXと並ぶ位置づけにあります。またセンチュリーは1967年から続く職人の手作業によって作られる工程も多く相当にこだわって作ってきた車です。

Answer 1

過去のものというより趣味のものになるのだと思います。

以前は、FRでなければ難しかったハンドリングや加速など、FFでも日常生活で素人が運転する分には困らないぐらい十分に実現できてからは、FRは一部のハンドリング味マニアや、加速時に背中押せ押せ愛好家の方専用モデルになったのだと思います。

素人が日常使いするのにFRでないといけない理由を見つける方が大変だと思います。

材料が多くて高級とか、構造が複雑だから高級って言うなら、体積あたりの目方売りで、ランク付するぐらいで良いと思います。

ドイツのアウトバーンで超高速走行性能って話になるかもしれませんが、Audiやマツダはなんなんだってことも言えると思いますし。

レースを知り尽くしたホンダと本田宗一郎氏が、素人の安全のために早くからFF開発に乗り出していますし、ホンダに乗ってつまらないとか、聞いたことないですし、シビックタイプRの速さは日常的には十分ですし。

Answer 2

勘違いがあるようですが、センチュリーSUVは追加バリエーションです。
センチュリーセダンはこれまで通り販売されますし、大企業の代表役員車や、内閣総理大臣車は、安全性確保の意味でリヤ隔壁のあるセダン版センチュリーが採用される筈です。

レクサスのメイン市場である北米で販売されないLMと同じで、センチュリーSUVもメイン市場は中国です。

FFはキャビンスペースと燃費を稼ぐ為の高効率なパッケージですが、走行フィールではFR劣ります。

先進国諸国では、FRの方が高級車である事に変わりはありません。

Answer 3

さて、ロールスやベントレー、メルセデスGLC以上、BMWX3以上のSUVが何故FRベースかを考えましょうね。
レクサスが圧倒的に格下と言われる所以はそこですね。

Answer 4

高級車は必ずしもFRではなくなっていますが、 FR車は高級車だとは言えると思います。

Answer 5

過去のもの、というよりも、一部の嗜好(伝統的な乗り味を好む 等)に応える為に、内燃機関が残るまでは、ごく一部の車に残り続ける形になる、と思います。

今の時代は、FFのネガティブ要素(トルクステア等)は技術の進歩により、決定的な欠点にはなり得なくなっていますし、それ以前に2輪で駆動する思想自体が古くなって来ており、トラクション性能を考えれば、今は全輪駆動の方が優れています。

今後は電動化が進み、純粋な内燃機関を動力源とする車は徐々に少なくなっていくでしょう。

そうなった場合は、いかに効力良く駆動力を伝えるか、が重要視されていくので、近未来は前後輪&左右輪を状況に応じてフレキシブルに駆動力を変化させるような方式が求められるでしょうね。

Answer 6

どのメーカーもFRにこだわってきたのはセダンのみです。
ミニバンやSUVなどにはこだわりはありません。