クラウンセダンはショーファーニーズを見据えたようですが、これだとアルファードに食われますよね？ アスリートや220RSのようなスポーツ路線を突き詰めたほうが良かったと思います。

Question

FRセダンは室内空間が狭いです。後席ファーストでセダンにしては広めに作られたセンチュリーでやっと足元空間がN-BOXくらいでしょう。頭上はN-BOXのほうが完全に広いです。もちろん快適装備や乗り心地はセンチュリーがN-BOXと比較にもならないほどに上なのですが、広さだけならN-BOXの完全勝利なのです。ミニバンの軽自動車である軽ハイトワゴンでこの空間なのですから5m級のミニバンのアルファードの室内空間はかなり大きく、セダンではまず無理です。しかもアルファードは新型になったことで振動なども抑えられ、ミニバンの弱点克服も万全です。これで室内の狭いクラウンセダンを選ぶ人、かなり少数派でしょう。

だからこそスポーツ路線を突き詰めるのです。車高の高いミニバンは空気抵抗が大きく、重心も高くなりがちなのでスポーツ走行には不向きです。しかしセダンは空気抵抗が小さく重心も低いので明らかにスポーツ走行向きです。アスリートや220RSの進化版としてスポーツ路線を極めれば、アルファードとは顧客が全くかぶらないクラウンセダンになります。セダンは室内空間の狭さと引き換えに走行性能は有利です。

例えばレクサスLSの売れ筋はFスポーツ、後席充実のエグゼクティブでさえ最上級だからという理由で買って自らハンドルを握るオーナーが多いようです。つまりレクサスのフラッグシップセダンでさえ自らハンドルを握るオーナーが圧倒的に目立つというのが現状です。

Answer 1

ショーファーカーはセダンじゃないと・・・という例もあるので、そんなモデルがひとつくらいあっても良いでしょう

実際のところ、大半のセダンユーザーはドライバーズカーとして選んでますし、その方向性で特化した方が現実的だとは思います