初代シーマがかなり売れたのは、車が良かったからではなく、好景気で金余りだったから売れただけだったのでしょうか？初代セルシオが登場したら、シーマは売れなくなりました。

Answer 1

初代シーマがデビューした1988年当時は、センチュリーやプレジデントを除く、ドライバーズ・カーの国産車では唯一無二の3ナンバー専用ボディでした。(初代シーマは全長4890mm)
初代シーマは販売期間が3年半でしたが、累計販売台数12万9千台まで売れました。

1989年にデビューした初代セルシオはV型8気筒エンジンの4000ccです。初代シーマはV型6気筒エンジンの3000ccでしたので、当時は上手く棲み分けが出来てた記憶が有ります。
経済に余裕の有る方がセルシオに流れた感じでしたが、何せ4000ccも有るので、いくらバブル期とは言え、セルシオを買えたのは一部の成功者のみだったかと思います。
それから比べれば、初代シーマは3000ccでしたので、買える方は多かったですね。
初代シーマのド・ノーマルは格好良かったですよ！ボディ・スタイルがスラリッとしていて兎に角、シャープで大きく見えましたね。ジャガーxjっぽい雰囲気で、英国車の様な古典的デザインでした。

因みにバブル崩壊後にデビューした2代目シーマは4100ccで、初代シーマの半分も売れなかった様です。

Answer 2

シーマ現象
金余り日本といわれた当時 いくら積めばアメリカのエンパイアステートビルが買えるか などが話題にななったが
シーマ人気の秘密は 暴力的といえるほどの加速力があるが
登場のタイミングと トヨタ人気に一矢報いる というかトヨタとの差別化のイメージに成功したのもある

トヨタのクラウンが3リッターで専用で造るという情報が入り 新開発に着手したものの遅れに遅れたので
仕方なくセドリック グロリアに3リッターエンジンで5ナンバーを先に出し
その後に3リッター専用ボディで出すということにした これがシーマになるのだが

しかしイザクラウンの3リッターが出てみれば
従来の2リッターと同じようなデザインで単にデカくしただけで 当時のイメージからすれば「なんだ 2リッターとおんなじじゃん」となってしまった
差別化にならんかったわけね

要するに 昔からトヨタのやっていた貧乏製作である5ナンバーボディに3リッターエンジンを積む というやり方と同じに見えてしまった
バブルだった当時 トヨタの金太郎飴作戦が裏目にでてしまったのだよ
「5ナンバーと同じじゃん それじゃ上級にならんじゃん」ということです

その後で開発に遅れたシーマが登場した
市場はこれで沸いたわけ「おお専用ボディの 本当の3ナンバー専用車」
別格 というイメージが定着したわけですな

そして暴力的な加速 トヨタでは有り得ないだろう個性的なデザイン
売れて当然でしょうね
当時はマークⅡなどは一般企業のサラリーマン
シーマは中小企業の社長は みんなこれに乗っていました
そして一般企業の部長クラス以上もシーマでした

マークⅡは課長まで いや そういう時代なのですよ

同じくしてS13シルビア セフィーロなぞ デザインがトヨタとは全く違って
個性的で差別化されたイメージの 当時の久米社長の日産はとても人気になったのです

同じ3ナンバー買うなら 金あまりの時代でもあったし みんな差別化がしたいもの
発売タイミングがトヨタの3リッターのクラウンに遅れて発売されたのが
ちょうど良いタイミングでした

クラウンが失敗したというよりは金余り日本で 上級車クラスを買う世代が
何を欲しがっていたのかを見誤った・・・わけではないでしょうが
マークⅡ三兄弟が売れに売れていましたから クラウンもあまり違ったイメージでは開発できんかったんでしょうな

そんな時代ににシーマがちょうど「なんか別の3ナンバーないかなー」と市場が飢えていたタイミングで発売された

みんな飛びついた こういう感じです

久米社長には神が宿っていたなと思える 伝説になってる話ですよ

バブルを知るのなら この背景は知ってる人も多いんじゃないですかねー

Answer 3

時代のニーズにマッチしていた。

・ハイソカーブーム
・他に3ナンバー専用ボディの車なんて無かった。
・国産最高の255ps（ターボ車）
・エアサス
・豪華な内装
・バブル景気で地価が高騰し、一般人は持ち家が夢のまた夢になってしまい、せめて車だけは高級車を買おうと考える人が多かった。


リアを下げてフル加速していくスタイルは衝撃だったね。

Answer 4

もちろん景気は関係します。

それでも、いつの時代も国産高級車というのを
求めている人は大勢いるということ。

仕事柄、対面上などの理由でお金があっても外車には
乗れない人が沢山いますすからね。

だからシーマしかり、セルシオしかり、マジェスタしかり
なのですよ。

※シーマはセドリックシーマとグロリアシーマ。
マジェスタはクラウンマジェスタ。
セルシオだけ何かの派生モデルではない。
まったく新たな車なので、比較対象として良いかは
悩むところ。

センチュリーやプレジデントはまた別格ですけどね。

Answer 5

当所国内販売予定が無かったセルシオが、急遽販売されたのは馬鹿売れしたシーマのおかげです。
確かにたいした車では有りませんでしたが、クラウンの上のクラスと云う事が、インパクトが有り時代にも合ったのでしょう。
シーマは２代目で自滅です。
クラウンも売れなく成りましたよね？トヨタの最高級車で無くなりましたから(笑)

Answer 6

当時としてはパワーもあったし。

地価高騰でマイホームを諦めた、パパさん達が買ったからね。

シーマ現象、、で、シーマ減少？ くだらん。。

Answer 7

いやいや、なかなか当時としては先進装備満載でインパクト大でしたよ。

まあ、トヨタを怒らすと敵わんのですよ(^_^;)

Answer 8

チョット高い車は好景気じゃないと売れませんのでやはり、景気が良いから売れたのと時代がらみの影響もあったでしょう