エアコン（冷房）の設定温度を高めにすると低めに設定するより燃費向上する車種もある様ですが、平成3年式のセルシオやソアラは設定温度を高めにしても燃費は変わらないですか？理由も教えて下さい。

Answer 1

昔のエアコンは、ただ冷やすだけ。
エバポを冷やすだけ冷やして、空気を冷やし、設定温度になるよう暖め直す。
と言う無駄な事をやっていました。
なので設定温度は最低にすべきで、暖かい方へレバーを倒すと暖房を通過することになります。
エバポを冷やすエアコンのコンプレッサーは、ＯＮとＯＦＦだけ。
ＯＮしてエバポを５℃くらいまで冷やしたら、ＯＦＦ。
空気が通過してエバポが暖かくなると、またＯＮ。
の繰り返し。
この時代のエアコンには、「ＥＣＯ」ボタンが付いていました。
コンプレッサーのＯＮ・ＯＦＦを少しマイルドにする機能です。
ガンガンに冷やさないのでコンプレッサーの稼働時間が短くなり、エコというわけ。

平成３年のころなら、この制御が主流。

でも、セルシオ・ソアラクラスでしたら可変容量コンプレッサーが使われていると思います。
今は当たり前に使われていますが、早い話が冷やす度合いを多段的・無段階に制御できる。
ガンガンに冷やさず、設定温度や外気温、日射に応じて適度に冷やします。
なので設定温度を高めにすればコンプレッサーの負荷が減り、燃費が良くなります。

ガス圧の点検は最冷風・最大で駆動し、かつ窓を全開にして車内を冷やさないように準備して、コンプレッサーが最大で働く条件下で圧力チェックをする。

質問者からのお礼コメント

皆様、回答ありがとうございます。可変容量コンプレッサーが付いている車種の場合、エアコンの温度を高めに設定すれば燃費は良くなる様ですが、あまり差は出ないのですね。教えて頂き大変参考になりました。

Answer 2

理論上は影響しますが、電磁クラッチがあるとは言えACを切ってもコンプレッサのプーリーが掛かったままなのでこれは負担です。ユニットごと外してしまえば軽量化にも貢献し、数％燃費が良くなります。
そこで燃費を考えるよりも、不要な物品を積まない、急の付く動作をしない、2000rpm以下で走る、車種と銘柄にもよりますが、４本のタイヤの空気圧を2.6kg/cm2以上に保つことの方が燃費に貢献します。

Answer 3

誤差です。

よく「エコのために！」って言う人がいますが、コンプレッサーが動いてしまえばそんなものはあんまり関係ないので。
だったらエアコンつける必要ないよね？っていつも思います。

1～2キロ程度の差で快適性が手に入るなら喜んで温度下げますよ。