初代シーマとセルシオがバカ売れした理由は、単にバブルだったからなのでしょうか？

Answer 1

なんでも バブルのせいにしないでほしいが

シーマ現象
金余り日本といわれた当時 いくら積めばアメリカのエンパイアステートビルが買えるか などが話題にななったが
シーマ人気の秘密は 暴力的といえるほどの加速力があるが
登場のタイミングと トヨタ人気に一矢報いる というかトヨタとの差別化のイメージに成功したのもある

トヨタのクラウンが3リッターで専用で造るという情報が入り 新開発に着手したものの遅れに遅れたので
仕方なくセドリック グロリアに3リッターエンジンで5ナンバーを先に出し
その後に3リッター専用ボディで出すということにした これがシーマになるのだが

しかしイザクラウンの3リッターが出てみれば
従来の2リッターと同じようなデザインで単にデカくしただけで 当時のイメージからすれば「なんだ 2リッターとおんなじじゃん」となってしまった
差別化にならんかったわけね

要するに 昔からトヨタのやっていた貧乏製作である5ナンバーボディに3リッターエンジンを積む というやり方と同じに見えてしまった
バブルだった当時 トヨタの金太郎飴作戦が裏目にでてしまったのだよ
「5ナンバーと同じじゃん それじゃ上級にならんじゃん」ということです

その後で開発に遅れたシーマが登場した
市場はこれで沸いたわけ「おお専用ボディの 本当の3ナンバー専用車」
別格 というイメージが定着したわけですな

そして暴力的な加速 トヨタでは有り得ないだろう個性的なデザイン
売れて当然でしょうね
当時はマークⅡなどは一般企業のサラリーマン
シーマは中小企業の社長は みんなこれに乗っていました
そして一般企業の部長クラス以上もシーマでした

マークⅡは課長まで いや そういう時代なのですよ

同じくしてS13シルビア セフィーロなぞ デザインがトヨタとは全く違って
個性的で差別化されたイメージの 当時の久米社長の日産はとても人気になったのです

同じ3ナンバー買うなら 金あまりの時代でもあったし みんな差別化がしたいもの
発売タイミングがトヨタの3リッターのクラウンに遅れて発売されたのが
ちょうど良いタイミングでした

クラウンが失敗したというよりは金余り日本で 上級車クラスを買う世代が
何を欲しがっていたのかを見誤った・・・わけではないでしょうが
マークⅡ三兄弟が売れに売れていましたから クラウンもあまり違ったイメージでは開発できんかったんでしょうな

そんな時代ににシーマがちょうど「なんか別の3ナンバーないかなー」と市場が飢えていたタイミングで発売された

みんな飛びついた こういう感じです

久米社長には神が宿っていたなと思える 伝説になってる話ですよ

バブルを知るのなら この背景は知ってる人も多いんじゃないですかねー


トヨタの金太郎飴は あくまでも貧乏人対策のクルマ造りマークⅡ三兄弟 クレスタ チェイサー マークⅡに対して
日産セフィーロは単独で戦っていたが 善戦していました
トヨタ信者であった私でさえセフィーロで旅行しました 良いイメージでした

私 個人からみても当時の日産のクルマは魅力的に見えました
事実 S13の見積もりにディーラーに足を向けたのも 初めての頃でしたなぁ
カタログ まだ残してます

ここまで書いたので セルシオの記事はどなたか書いてねｗ

Answer 2

まあそうだろうね
お金が余っていたから皆んなで競い合うようにオーダーしたからね

Answer 3

シーマ現象なんて言葉も出ましたね。
時代のニーズにどんぴしゃりハマった車、メーカーの
うれしい誤算だったでしょうね。
セド、グロよりもうワンランク上の自分乗りの車（
プレジデントではちょっと・・・）があればいいのに
というタイミングにセドリックシーマ、グロリアシーマ
が登場しましたからね・・・仕様は張りぼてでも無く、
排気量だけでもない、純粋な３ナンバー・・・・。
シニア用へ作った車を若者がごっそり買う・・・
凄かったですよ。

Answer 4

シーマは、その通りです。
セルシオは違います。
その時点では、日本にレクサス店はありませんでしたが、レクサス店のプランはありました。
レクサス店はグローバルで高級志向ですが、トヨタはセルシオの前に高級車は、少し特殊な位置づけなクルマを除けば、クラウンしかありませんでした。
クラウンはドメスティックな高級車の雄なのでレクサス店では売れません。

そこで、将来的にレクサス店で売ることができる様なクルマを作りました。

これが、LSです。