トヨタ アクア 「あと10年乗れる車！」のユーザーレビュー

あと10年乗れる車！

2024.2.4

総評

普通車が良くて、中古車の中から維持費の安さと燃費性能で選ぶならAQUA一択だと思います。

満足している点

燃費！

不満な点

燃費向上のために2ドアハッチバックにして更に軽量化を図ったグレードがあれば良かった。

デザイン

5

空力を追求した、カモメルーフやスポイラーなど各所の空力アイテムが燃費向上に貢献しています。クールソーダメタリックもAQUAならではの色です。

走行性能

5

空力を追求した車体形状なので強風の日に風に煽られたりしても不安定感なく走れます。また、バッテリーが後部座席の下にあって低重心かつ前後重量バランスも良く、交差点なども安定して曲がれます。ブレーキも油圧ブレーキと回生ブレーキとの相乗効果ですごく効きます。アクセルを踏みこむと60km/hくらいまではモーターアシストが強力に働き、かなりの加速性能がありますが、当然燃費は落ちます。^^;

乗り心地

3

快適です！

積載性

3

ラゲッジスペースは同サイズのコンパクトカーと変わらない広さがあります。座席はバッテリー搭載位置の関係上、倒してもフルフラットにはならないので使い方によっては気になるかもしれません。

燃費

5

週5で片道8.5kmの通勤と週末はたまに片道20kmや10km走る使い方で、15000km走ったトータルの平均燃費は28.5km/Lでした。

気温と一回の走行距離でだいぶ燃費が変わり、片道8.5kmの距離を、シートヒーターや送風シート＆扇風機を駆使してエアコン/ヒーターをほとんど使わずに走ると、夏は平均31km/L、春秋は29km/L、気温が下がるほど燃費は悪化していき冬のいちばん寒い時期で23km/Lくらいが目安です。

低燃費の秘訣は、遊星歯車とモーターを使った動力分割機構という仕組みです。

・バッテリーの電力でモーター走行
・エンジン走行しながら発電機も回し充電しつつ必要に応じてモーターアシスト
・遊星歯車＆モーターをトランスミッションのように機能させエンジンで走る（70km/hくらいでも1000回転前後で走行可能！）

など、走行状態によってエンジン＆モーターを効果的に使い分けたり、併用したりする仕組み（スプリットHV）です。このおかげで、最新型のスイフトハイブリッド（パラレルHV）や、日産ノートe-Power（シリーズHV）にも負けません！

価格

5

発売当時の新車価格169万円にも関わらず、プリウスと同じハイブリッドシステムTHSⅡ（第3世代）を搭載していてお買い得です。中古なら更に安く50万円で購入可能！

故障経験

購入時86000kmで現在105000kmになっていますが全くのノートラブルです。