考えが180°変わってきました
先日、試乗してきましたのでレビューします。
前回の投稿で最初に見た感じは「それほど悪くはないけど格好悪い」と書きました
2012.2.18
- 総評
- 考えが180°変わってきました
先日、試乗してきましたのでレビューします。
前回の投稿で最初に見た感じは「それほど悪くはないけど格好悪い」と書きましたが、内装を改めて見てみて皆さん仰るようにびっくりするくらいチャチーの一言でした。
最初に実車を見たときは、入庫したばかりで外観ばかり気にしていたせいか、内装は少しチープかな程度で、シートヒーターがついていたりとそっちの方に気を取られてしまったようです。
しかし、いざ運転するとなると、実際に明るい日差しの下、見て触れてとなりますから、ハンドル、インパネ、ドアの内張りなどプラスチッキーでほんと酷いものです。いくら燃費が良くても、人の手に一番触れる部分ですから、私なら耐えられないと思います。
逆に試乗した印象ですが、エンジンが五月蝿いという書き込みが多いですが、こちらの方は思っていたより静かで、拍子抜けしました。アイドリングストップなどは本当に自然で、いつ止まったのという感じで、始動時も全く違和感ありません。非常に良く出来ています。今日、新型インプレッサの試乗しましたが、アイドリングストップでエンジンが止まった時とかかる時ははっきり分かります。ホンダNBOXなんかはやかましいくらいセルが回りますね。
それと、足回りに関してはまあまあしっかりした印象で、結構キビキビ走ってくれる感じがしましたが、試乗が街中のコースだったため雰囲気だけつかめたという印象です。
動力性能もまずまずといったところではないでしょうか。モーターだけで走れる距離もプリウスより長いし、これでリッター30kmくらい走ればたいしたもんだと思います。↓続き
- 満足している点
- 外観についてですが、特に新聞のチラシなど見るとまさしくヴィッツそのもの。ものすごい安車という印象受けますね。実車はそれほどでもないのですが、販売店のチラシは逆効果でしょうね。みすぼらしくて購入意欲ゼロになります。
すでに納車されて走っている車を何台か見かけましたが、派手さがないのか、注意していないとアクアだと気づきません。安車の中に完全に埋没していますね。以前から走っていたリッターカーという感じで新型車のオーラが全くありません。新型車は普通は目を引くものですが珍しい車ですね。まあ、オレンジとかが走ってきたら目立つでしょうけどね。
いずれにしても、皆さん言われるように、燃費がいい意外取り柄がありません。燃費がすべてという人には持って来いですが、車好きはやめておいた方が無難だと思います。いくら169万円からとは言え、あの内装には耐え切れないと思います。派手な色を選ばない限り没個性です。見た目は単なる安いリッターカー。これに耐えられるか。↓続き
- 不満な点
- 前回の投稿でも、本当にいいものを長く乗るほうがエコという書き込みをしたが(いまVWのCMでこのキャッチコピーが使われているが、私のパクリではと思っている。考えすぎか。)、本日インプレッサを試乗した販売店のセールス氏とも意見が一致したところである。時代の流れが大震災以降、燃費に傾いてしまったが、私はアクア板の書き込みを見ていて、最近はこの傾向も薄らいできた印象を受けている。セールス氏も、日本ではハイブリッドや電気自動車の開発にばかり目が行っているが、欧州ではエンジンそのものを進化させている(だから外車が好きだと言っていた)。その点で日本は1歩も2歩も遅れてしまったと嘆いていたが、確かにそのとおりだと思う。その点エンジンに改良を加え、スカイアクティブやクリーンディーゼルを出したマツダのCX-5も気になっているという話をしたが、クリーンディーゼルは欧州では軽油の質がいいのでとてもいいと思うが、日本の場合は不正軽油などで質が悪いので、そこから変えていかないとディーゼルはダメでしょうねと言っていた。
話が横に逸れたが、アクアについては内装の質をもうちょっと高めれば、燃費重視で外観はそれほど気にしない人にも受け入れられると思うので、コストカットの行き過ぎはほどほどにした方がよろしいかと思います。
しかし、スバルのセールス氏曰く、プリウスを購入した人も2年くらいで走りなどに耐え切れず、新型インプレッサやレガシーを試乗して、やはり走りがいい、求めていたものはこれだったということで購入を決めていかれる人が実に多いと言っていた。
今回アクアに見て触れて、大震災やガソリン不足以降、燃費一辺倒になってしまった自分の考え方も180°に近いくらい変わってきた感じがする。前の投稿で書いたように浮いたガソリン代で買い替えによる損失の穴埋めをしたり、同クラスの車との価格差を埋めるのは何年、何十年もかかる。それなら、自分の気に入ったもの、いいものを手入れしながら長く使うという日本のよき伝統文化を見直し、敢えて時代の流れに逆行するのもありなのかなと思うようになった。
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