おみそれしました(謝)
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試乗したアクアは思い通りに加速せず、おいおいこれがストロングハイブリットかよという印象だった。それは間違いない。ある自動
2012.2.23
- 総評
- おみそれしました(謝)
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試乗したアクアは思い通りに加速せず、おいおいこれがストロングハイブリットかよという印象だった。それは間違いない。ある自動車ヒョーロンカも雑誌でアクアの加速の悪さに幻滅した記事を書いていた。
しかし、気持ちのいい加速を記するレビューもあるし、何よりカタログに「クラストップレベルの加速」なる表記すらある。
この差はいったい何なのか・・・・
目に付いたのが「エコドライブモード」なる表記・・・
そこで、
エコドライブモードをOFFにして走ってみると・・・・・
あれ?気持いい!!
アクセルの踏み込みにしっかりトルクがついてくる。
たしかにスズキスイフトのように緻密なアクセルワークはできないが、モーター特有の低回転域での豊かなトルクが非常にゆとりのある運転をもたらしてくれる。
なんのことはない。
私はエコモードのままにしておきながら「加速が悪い」などとほざいていたのだ(恥!)。すみません、皆様、そしてアクアーーー
それにしてもヒョーロンカの清水何某、彼も私と同様、トロイ加速の原因がわからず、なんでこんなにトロイのか書いていた。お前はよくも自動車評論家を名乗れるなあ。
ただ、バッテリー容量がプリウスよりかなり少ないのは事実だし、出力特性にエコモードを設定し長持ちさせようとしているのは事実であろう、というのは言い訳か・・・見苦しいですね―――すみません・・・
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- 満足している点
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ストロングハイブリッドによる気持いい加速(ただしエコモードoff)
アイドリングストップからのスムーズな復帰。モーター走行だから、騒音はモーター音のみ。振動はなし!そして、ゴー&ストップの繰り返しの渋滞では抜群の燃費性能が発揮される。
同じモーター走行のできるEVより航続距離が圧倒的に長い。
EVは、ただでさえ航続距離が短いのに、充電スポットが少なく、バッテリーの劣化や暖房の使用により常に電欠を心配しなければならない、まだ発展途上の乗り物と私は考える。
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- 不満な点
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チャちい内装?
実際に使用すれば、全く気にならない。
運転中は目に入らないし、内装に触ることもない。停車中だって内装をそんな気にすることはない。肌に触れてるハンドルは低グレードのウレタンでもシックリくるし気になるのならテニスラケットのグリップテープでも巻けば最高にしっくりくる。内装をちゃちいと言ってる人は、車で何をしてるのだろうか。ちょいちょいインパネを触ったり、頬ずりでもしてるのか?気持悪いな(笑)。
また、シートもフロントは大ぶりでコシがあり広い面で体重を支えてくれるので疲れにくいだろう。後席も広くはないが、ヘッドレストは上げれば十分に頭部を支えるし、頭も天井に触れることはない。
高価?
あれもこれもつければ高くなるのは当たり前。私だったら、Lグレードにサイド&カーテンシールドエアバッグと寒冷地仕様を付ければ十分。音楽はⅰPodにスピーカーつければいいし、カーナビはポータブル式で後付けすればいい。値引きなくとも価格は170万円台中盤。エコカー「免税」に、今なら10万円の補助金も付く。1月の販売台数は1.3万台強、4位。ただしこれより上位のプリウスもフィットもフリードも、単独車種ではない(プリウスはαとの合計、フィットはノーマルとHVの合計、フリードに至ってはスパイクとそれぞれのHVとの合算となっている)。納期は6カ月、売れに売れている。世間にはお買い得感の高い車として認知されたようだ。
LCA(Life Cycle Assessment)が高い?
巨大なバッテリーを使っていたとしても、カタログを見る限り、製造から10万キロ走行をし廃棄までに掛かるエネルギーは、同クラスのコンパクトカーよりかなり低い。感覚や思い込みで評価するのは危険だろう。
◎総括◎
走りに拘りがなければ、汎用性・商品価値の高い車である。
「エコノミー」かは議論の余地もあろうが、バッテリーのリサイクルも確立されているそうで「エコロジー」な車であるとは言ってもよさそうである。
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- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験