トヨタ アクア 「現時点で考え得る最高レベル 自動車は石油(化石燃料)の枯渇とともに衰退してゆくでしょうか? 否。ここまで便利になった環境がなくなってしまうことは考えら」のユーザーレビュー

ニックネーム非公開さん

トヨタ アクア

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評価

3

走行性能
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乗り心地
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デザイン
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積載性
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価格
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現時点で考え得る最高レベル 自動車は石油(化石燃料)の枯渇とともに衰退してゆくでしょうか? 否。ここまで便利になった環境がなくなってしまうことは考えら

2012.6.2

総評
現時点で考え得る最高レベル
自動車は石油(化石燃料)の枯渇とともに衰退してゆくでしょうか? 否。ここまで便利になった環境がなくなってしまうことは考えられません。必ず代替燃料が作られて、その存在は継承されてゆくでしょう。
現在は自動車のエネルギー源が多様化し、ユーザーにとって様々な選択肢がありますが、ガソリン・軽油・タクシーのLPGなど、いずれも化石燃料をもとに生成されたもの(LPGについては、約半分の量は石油由来のものとは異なるようです)であり、数十年のスパンで見た場合、いずれ枯渇するでしょう。
そうなった時に有望視される動力源としては、電気以外のものは考えにくいというのが現実でしょう。バイオ燃料などもありますが、燃料の有する熱価(エネルギー量)が低く、現時点ではガソリンに混ぜて使うことしか出来ていません。ガソリンがなくなれば、混ぜて使うことが出来なくなります。電気であれば、その製造方法がいく通りもあり、現時点でも電気自動車が市中を闊歩しているということかみて、単独での使用に十分耐えうると思います。しかし、エネルギーの供給インフラの整備が不十分であり、現時点では自動車の動力源の主役になるには役不足の感は否めません。
そこで将来のEV時代到来を考えて、ガソリンと電気の融合を考えたのがハイブリッドカーであり、現時点で考え得る自然保護と人間の利便性を両立させたモノと言えるのではないかと思います。勿論ハイブリッドカーが絶対だと言うつもりもなく、このような技術は、本格的なEV時代到来までの過渡期の技術ですし、ミツビシやニッサンのように時代に先行してEVを発売することによって、インフラの整備が追い付いてくる(充電スタンドが充実する等)ということもあるでしょう。以前このレビューで自動車の製造から廃棄に至るまでの全ての過程における環境負荷を考えるべきであって、走行中Co2を出さないことのみで環境負荷が小さいということを謳うべきではない、という意見を読みました。しかし、我々ユーザーレベルでその自動車の製造から廃棄までの環境負荷などというものを知りうる術などありません。国内全カーメーカーはISO14000の認証を取得しているでしょう。そうであれば製造&廃棄過程における環境負荷物質の排出は、少なくともISO認証レベルではクリア出来ていると考えるのが妥当でしょう。
満足している点
プリウスやクラウンでは大きすぎるという人は相当数いるでしょう。そういう人にとってジャストフィットなサイズではないでしょうか。特別なオプションを付けなくても、ハイブリッドシステムインジケーターというメーター(モニター)は付いてきます。他車の迷惑になりますが、環境負荷と燃費を考えれば、このモニターで「EVモード」で走れば、全くガソリンを消費しません。
(信号待ちでこれをやると、加速が遅すぎて他車の迷惑になるのでやりませんが。)
ボディの造りは、意外としっかり出来ています。バッテリーが重いそうですので、車としての重心が低く、(ギンギンに攻めた走りをするとどうか判りませんが)通常使用している時には安定しています。(こんな車でギンギンに攻める人なんていないでしょう。)
内装はチープだという意見を良く読みますが、どの辺がチープなのか良く判りません。きっと今まで本革張りシートにしか座ったことがない方には、そう映るんでしょう。(残念ながら私は本革張りシートを所有したことがありません。助手席に乗せて貰ったことはありますが、良さは判りませんでした。)少なくとも走行中には内装は注視出来ません(私はフロントウィンドウ越しの前方とルームミラー&サイドミラーを見ています)ので、信号待ちで止まった時に内装を見渡して、溜め息でもついているのでしょうか。
皆さんがアクアを酷評するので、自分もそれに乗っからなければ、みたいな意図を感じてしまいます。車としては、コンパクトカーの割にはしっかりした造りで、結構良質な品質を備えていると思います。(以前乗っていた車と比較した場合です。以前の車もそれなりにお気に入りでした。)
不満な点
アクアの短所は、ハイブリッドシステムを小さな車体に入れたことによるコストアップにあると思います。ハイブリッドシステム自体がコストの掛かることで、それを1.5リットルのコンパクトサイズ(ビッツサイズ)に入れなけれたのだから、さもありなん、でしょう。初期型のプリウスのシステムだそうですが、プリウスよりも更にコンパクト化したボディなのだから、大変だったでしょう。当然ながらフィットよりも最低価格が10万円程高くなっています。ですが、最高価格はフィットの方が高いんですよね。確かにアクアはあれこれ付けていくと値段が上がりますが、それはフィットも同じこと。
1台のハイブリッドカーで環境保全に役立っているなどというおこがましい意見を述べるつもりなどさらさらありませんが、もしコンパクトハイブリッドカーという選択肢を検討しているのならば、アクアは悪い選択ではないと思います。
デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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