トヨタ アクア 「なかなか侮れない車」のユーザーレビュー

なかなか侮れない車

2015.9.23

総評

営業マン曰く「アクアを買いに来てアクアを買わない理由を見つけることはできないと思います」
まさにその通りだと思いました。
欲を言えば足回りがカローラハイブリッド並みになってくれるとうれしいですね。

今年中に改良が入るそうなので、それを待つのが得策だと思います。ただ一部の色がなくなるそうなので、変わった色がほしい人は今のうちに考えたほうがいいと思います。

満足している点

全体的におおむね満足と言ったところ。
アクアが少しでも気になるなら試乗してみてください。

不満な点

カローラハイブリッドに乗ってしまうと、あの足回り、あの剛性、あの乗り心地が基準になってしまいます。
このサイズでないといけないという理由などがないなら、カローラハイブリッドがおすすめです。

デザイン

-

走行性能

-

助手席に営業マンを乗せての加速に全く不満はなし。踏めば1.5L車とは思えない加速で期待に応えてくれます。NCP131の5MTと比較しても当たり前ですがアクアのほうが速いです。

X-URBANの最小回転半径は5.4mとやや小回りが苦手な数字なのですが、意外に小回りがききます。ヴィッツRSと比べると20cmの差なのですが不思議です。
視界はカローラには勝てませんがデミオと同じくらい良好。ヴィッツRSよりも左右斜め方向が見やすいのでワインディングでも先を見やすいです。

今回は山坂道が試乗コースでしたのでワインディングを楽しませてもらいました。ヴィッツRSのように高速道路でまっすぐ走るのに神経を使うほどクイックではないですが、RS以外のヴィッツよりはやや楽しませる方向の味付けがあります。
E180後期のオーリスと比べると、オーリスがフロントがリアより勝っているのに対し、アクア X-URBANは前後のバランスが均等な味付け。カローラフィールダーに近いかなと思いますが、フィールダーを山坂道に持ち込んだことがないので不明。

ボディの剛性はヴィッツRSと同じくらい。特に路面が荒いところでは内装からちょっと軋み音がします。ここは足回りも関係してくるかなと。
通常の走行やワインディングを8割で流す程度ではアクアのボディはびくともしません。なかなか頼もしいです。曲がっているときにアクセルを微妙に踏むとぐっとフロントがハンドルを切った方向へ引っ張られるのでなかなか剛性は高いんじゃないでしょうか。

細かいところですがエアコン吹き出し口の操作性が非常に良かったです。ヴィッツにつけたいくらいです。

乗り心地

-

X-URBANは専用サスということですが、ちょっと硬めかな。カローラフィールダーと同じくらいの硬さ。
もう少しカローラのように足を滑らかに動かせるようになれば、路面の悪いところでボディからの軋み音も聞こえてこなくなりそうな予感がしました。わずかですが突っ張っている感じがありますね。

ワインディングを駆け抜けた感想としてはタイヤのグリップ感はしっかりと腰に伝わってきますし、流す程度で走るのなら不満は全くなし。ちょっと速くコーナーを抜けても特に不安はありません。

静粛性はヴィッツRSより断然こっちのほうが良好です。タイヤノイズの差が歴然としています。

積載性

-

確認していないので不明

燃費

-

今回の燃費は28.4km/Lでした。
ヴィッツ 1.3Fの燃費を軽く超えました。それでいて1.3Lでは出せない動力性能はかなり魅力です。

価格

-

故障経験

不明