ミツビシのI-ミーブはハイブリッドですか。自分はあれはただのバッテリーカーだと思うのです。 質問：I-ミーブはハイブリッドですか、そうではなくただのバッテリーカーですか。

Question

どうしてこんな質問をするかというと、コマツのフォークリフトに「ハイブリッド」というステッカーが貼ってある（メーカーが貼った物）のを
見たからです。そのフォークリフトを見てみるとどう見てもただのバッテリーフォークなのです。
ですのでサービスマンに「これってハイブリッドなのですか」と聞いてみると「ああ、コマツでは確かにそう宣伝している」と言う。
不思議な気がしたのでどこがハイブリッドなのか聞いてみると、走行モーターに回生回路が仕込んであって軽くブレーキ
を踏んだとき少しだけバッテリーに充電されるのだそうです。
なんだか自分には「これって詐欺じゃないのか」と感じました。
回生ブレーキがついているだけでハイブリッドと堂々と呼んで、宣伝していいのなら。
確かIーミーブにも回生システムは装備されていたので、あのクルマもハイブリッドで間違っていないということになりますよね。
もちろんミツビシはハイブリッドなどと称していないのは知っています。

Answer 1

コマツのフォークは「単なるバッテリー車」ではなく「ハイブリッド」ですよ。

ハイブリッドはそもそも「雑種」という意味であり、自動車(等)であれば「複数のエネルギー源を持つ」ということです。
何も「ガソリンエンジン＋バッテリー」だけをハイブリッドビークルというわけではありません。

わかりやすいのは、プリウス辺りの「ガソリンエンジン＋バッテリー」ですよね。
外部からエネルギー(ガソリン)を得てガソリンエンジンで走行する。
回生等で生じる余剰エネルギーを一旦バッテリーに確保、必要に応じて取り出す、と。

で、コマツの「ハイブリッド」フォークは、「バッテリー＋キャパシタ」の2系統の動力源を持っています。
外部からエネルギー(電気)を得てバッテリーに充電し、それで走行(作業)する。
回生等で生じる余剰エネルギーは(バッテリーに行くのではなく)、キャパシタに確保されます。それを、必要に応じて取り出す、と。
http://www.lift.co.jp/distrib/battery_lift/arion/arion_hybrid.html

○プリウス
・外部からのエネルギーの確保→ガソリンタンク
・外部エネルギーから作った動力があまった場合はバッテリーに確保
・バッテリーにためたエネルギーを場合によって仕様

○アリオン
・外部からのエネルギーの確保→バッテリー
・外部エネルギーから作った動力があまった場合はキャパシタに確保
・キャパシタにためたエネルギーを場合によって使用

プリウス等と同じ、「2系統のエネルギー源」を持つ、立派なハイブリッドシステムです。



三菱の方は詳しく知りませんが、
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20090605_212086.html
によりますと、「減速時に減速トルクを発生させモーターからバッテリーへの充電ができる」とありますので、バッテリー1系統のエネルギー源しかないようです。とすれば、当然ご質問のように「単なる電気自動車」ということになります。

質問者からのお礼コメント

なるほどコンデンサですか。でもフォークで回生するｴﾈﾙｷﾞーってほぼないようにも思えますが。

Answer 2

コマツのハイブリッドはバッテリーとキャパシタ（コンデンサ）によるものです。
減速時等の回生充電はほぼすべてのメーカーのバッテリー式フォークで
10年以上前から採用されています。
自動車のように速度が出ない為フォークは回生電流は微量です。
コマツの売りは補水が要らないのと高いバッテリーを使用しているので
急速充電が出来る事です。
ちなみにトヨタはディーゼルとバッテリーの本物のハイブリッドを出してます。