アルコールは、ガソリンに結構混ぜても大丈夫なのですか？

Question

バイオエタノールのことですが、
かなりの量を混ぜても、燃料として使えるのですか。
多少、熱量的に落ちるけれど、エンジンを故障させるとか。そういうことはないわけでしょうか。

Answer 1

使えます。
日本では他の方も仰る通りガイアックスが登場した際に問題が起こり、その後品確法が改訂されて3パーセントまで認められるようになりました。これに関しては各自動車メーカー等が古い車でもこの数値なら安全が確保できる数値と言う事で決められたいきさつがあり、この3パーセントまでの混合に関しては自動車工業会においても問題はないと発表しています。http://www.eco-biofuel.go.jp/influence/
また、昨年品確法の一部が改訂され、国交省が認証した車種に限り10パーセントまでのバイオ燃料混合燃料が認められています。対応車は
・トヨタプレミオ(昨年12月マイナー後)
・トヨタアリオン(昨年12月マイナー後)
・ホンダN-one
・ホンダN-Box/N-Boxプラス(昨年12月一部改良後)
・ホンダアコード(現行モデル)
等との事で、これらの車の給油口には対応を示すステッカーが貼られているそうです。

ちなみに日本でも実際にバイオエタノール混合燃料の販売は行っています。
・環境省実証事業で直接混合3パーセント
http://www.eco-biofuel.go.jp/aboute3/
・農水省実証事業でイネから作ったバイオエタノール直接混合3パーセント
http://www.ine-ethanol.com/index.html
・ETBEを使ったバイオガソリン
http://www.paj.gr.jp/eco/biogasoline/

質問者からのお礼コメント

ありがとうござます。

Answer 2

市販のガソリンにも少々は混ぜられてますよ。

昔のガイアックスは販売中止まで使い続けましたが、車は今も問題なく使えてます。
カーボンが出ないか少ないためにプラグが新品同様になりましたよ。
燃焼室内も新品同様になったことでしょうね。
問題が出た車は、ガソリンを使っていても問題が発生したであろうボロ車でしょう。
もともと不調の車をガイアックスのせいにして補償金をせしめようとした輩も居たでしょう。

アルコールは着火能力はガソリンより劣るので、冷え型プラグに変更してると問題が発生します。
経験済みです。
基本は標準プラグ使用です。

２，３回、タンクのガソリンがかなり少なくなってから、アルコールを入れて燃焼室内の掃除をしました。
効果は疑問ですが気分だけです。

Answer 3

燃料として使えるかどうかなら取りあえず使えます。
ただし他の回答にあるように対応したシール材を使っていないと燃料漏れをします。

私は車ではありませんがガソリンも軽油も灯油も使えるマルチフューエルのキャンプ用のコンロにアルコールとガソリンを混ぜた物を入れて一発でOリング全滅で燃料漏れ漏れになった事があります。
ガイアックスがよく売っていた頃はメーカーは燃料が漏れる可能性が有るので公式に入れるなと言っていた記憶があります。
後期にはスタンドでも「ガイアックスですが宜しいですか？」と聞くようになってましたね。

対策車以外はエンジンは余程壊れないけど周りが壊れると思って構わないでしょう。

Answer 4

ブラジルの車はエタノールだけで走ってますので、燃料としては問題ないです。
ただし、普通のエンジンに対してシールやパッキン類の材質変更が必要です。
対応しないと、これらの部位から燃料が漏れる場合があります。

ちなみに、エタノール車にもガソリンを給油するタイプがあるのですが、低温時のエンジン始動の為だけに使われます。
専用の数リットルの小さなタンクに入れるだけです。
また、最新のエンジンだとエタノール自体を温める事で、ガソリンなしでもエンジン始動出来るようになっているモデルもあるようです。

Answer 5

日本のエンジンは、ガソリンエンジンです。

ブラジルは、両方エンジンです。

壊れますよ、エンジンが。

Answer 6

大丈夫どころか、本格的に使えますぜ。

ブラジルを走ってる車はフレックス車って言って、ガソリンでもバイオエタノールでもどっちでも走れるように作られていて、ブラジルの人はその時のサイフの具合でどれを給油するか決めてるんだ。アメリカとかでやってるインディアナポリス500っていう世界最速のカーレース、優勝者には牛乳が与えられて飲むってヤツの走ってる車は全部エタノールだ。日本で開催する時には、このエタノールに酒税を課税するって言う話になって揉めたぞｗ

エタノール自体はオクタン価が110ぐらいあるので、エンジンを高性能化するにはぴったりだ。理想空燃比が違うので、燃料をその分バンバン流し込む必要はあるけど、最近ちまたで売られてるE5燃料なら5％しか入ってないからこれぐらいなら制御の範疇だ。

昔売られてたガイアックスというアルコール燃料は、モデルチェンジした時には98％メタノールになってたよ。これはロシアの天然ガスを液化してアルコールにしてそれに添加剤を加えたヤツを韓国で作って、日本で売ってたそうで。キャブレターがピカピカになったって昔オヤジが給油して喜んでたな'`,､('∀`) '`,､

Answer 7

それが以前あった「ガイアックス燃料」と呼ばれたモノ。韓国から輸入して販売した業者があります。

アルコールが燃料経路を侵して燃料漏れを起こし、火災に至った事例が多数あったため使用が中止されました。

現在、ブラジルなどで販売されている自動車（フレックス燃料車）はエタノールの対策をしてあるエンジンが載っています。