スズキ Kei 「Keiは軽自動車として最高のパッケージ」のユーザーレビュー

Keiは軽自動車として最高のパッケージ

2019.9.24

総評

居住性、走破性、経済性、そしてスポーツ性、クルマに求める性能は人によって様々かも知れませんが、Keiは「軽の中の軽を目指す」という名の由来の通り、上に挙げた4つの性能をすべて「それなりに」実現している車種だと思います。

そこそこの居住性に、雪国でも安心の走行性能、悪くはない燃費。
そして「スポーツ」「ワークス」の存在。
アルトワークスほどの人気はないにしろ、居住性を犠牲にせずスポーツユースにも対応する、妥協点のレベルの高さ。雪道や氷上での楽しさはなかなかのものです。

やたら背と値段の高い軽自動車が蔓延る時代へと転換するまで、地味ながら多くのニーズに応え、ロングセラーを記録したこのKeiは間違いなく軽自動車の歴史に残るべき車種です。


まぁハブのリコール騒ぎでワンメイクレースが消滅したりしたのも、ある意味スズキらしいところではないでしょうか。

満足している点

4名乗車でも後席にそこそこの余裕がある。
積載量も軽自動車としては十分。
背が高すぎないボディ。
高めの最低地上高で雪道快適。
ハスラーと同サイズのタイヤなのでタイヤラインナップもそこそこ。
タマ数豊富。

不満な点

とにかくパワーがない。
どうしても腰高。
9万キロでオイル喰いまくり。
4WDはLSD組めない。
整備士がきちんと管理してても錆びて使い物にならなくなるボディ。

デザイン

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走行性能

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パワー感は無い。
ブースト計の針は最大でキッチリ1キロを指しているが……
たまたまエンジンがくたびれていたのか、全てのKeiがこんなもんなのかは正直わからん。
峠の小さいヘアピンなどはギア比の関係からスイスポより速く立ち上がれる印象。

雪道は楽しい。低ミュー路でも大きめなロールのおかげで扱いやすい。

乗り心地

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静粛性は微妙。エンジンの振動は3気筒なのでしょうがない。
純正足はしなやか。ロールは多め。やりすぎるとコケそうだ。

積載性

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それなり。
狭いように見えるが工夫すれば結構載る。

燃費

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普段はリッター11〜12キロ
頑張ればリッター14キロ
エアコン多用で10キロ

価格

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故障経験

故障らしい故障はなし