スズキ Kei 「すべてを僕に叩き込んで去っていった傷痕だらけの同志軍曹・HN11S」のユーザーレビュー

大枝 大枝さん

スズキ Kei

グレード:X(AT_0.66) 1998年式

乗車形式:過去所有

評価

4

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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すべてを僕に叩き込んで去っていった傷痕だらけの同志軍曹・HN11S

2017.6.9

総評
もしも98年当時、この3ドアKeiを新車で買えていたら、おそらくやっぱり10万キロ廃車まで乗り続けていたかもしれません。
さすがはスズキの軽自動車黄金時代を拓いた世代だけはあり、個体特有のトラブルを差し引いてもなお、ファースト・カーとしては申し分ない製品だったと考えています。
満足している点
98年の軽規格改定と同時にスズキが総力をブチ込んだだけあって、当時の軽としてはかなりの意欲作だった事がうかがえます。今や希少な3ドア設定車であった事も購入を後押ししました。
不満な点
歴代オーナーの度重なる『やらかし』によって、状態のきわめて悪い個体でした(当初は二年後の車検切れと同時に手放すつもりだった)。内外装ともにボロボロ、3ATのミッションも末期には3速への切り替わりが渋くなる等の不具合が多発。ガスケットやブーツ等は補修し続けたものの、オイル漏れが止まらずATミッション部も限界となったため、10万キロ走破をもって廃車を決断。

買い換え下取りにあたっては、確実に解体業者さんに渡るようお願いして乗り換えました。コンディションを知らん人が乗せられたらそうとうな確率で事故るレベルでしたから、ね?
デザイン

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走行性能

-

車歴ゆえの不具合が多数存在したため、コメント不可能です。
(前々→前オーナーの2代にわたり、オイルとエレメント類をほぼ交換していなかった有様。どうやって車検を通したのかがはなはだ不明。僕にこの個体を売った担当さんが思わず泣き言をこぼしかけるレベル)
乗り心地

-

軽自動車の制限内で『セダンとSUVの間を埋める製品を』というコンセプトそのままに、運転時視線はかなり高め。
ABSもパワステもメンテ数回でほぼ設計許容のスペックを出していたと推察できます。
車重がとにかく軽く、メカニズムの単純さゆえにペダル類のレスポンスもラグなしで反応。現代の軽自動車とは違った走りが、慣れると実に楽しい一台でした。
積載性

-

実は購入から廃車当日まで、後席はほぼ倒しっぱなしでした。そこにシートを敷いて大量積載に備えつつ、屋根付き軽トラよろしく使い続けていた、という。

最近の車ではあまり見ませんが、後席を倒したシートバック部がプラスティックで、かつトランクスペースと面一のフラット状態になってくれるという商用バン的な設計もあわせ持っていました(グレードごとに多少の差異アリ)。
この収納コンセプトが、現在もなお営業車・社用車としてのKeiが多く見られるゆえんではないだろうか、と勝手に思ってます。
燃費

-

価格

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故障経験
前述した歴代オーナーの悪逆非道っぷりにより、トラブルの数も突っ込んだ金額も考えたくないレベルです。
最終的には、ATフルードを相当期間いっさい替えていなかったが故のミッション部不調がトドメとなった感じで退役となりました。

……エアコン? そんなん二年目の夏から一切効きゃぁしませんでしたよ?
エアコンごときが走りに何か影響でも?(強がり)


(以上、2017/06/09 9:40修正加筆)

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