車載工具でのジャッキアップポイントについてです。

Question

よくあるのは、車体の側面下側に補強してあるところがあって、そこにジャッキをかけます。軽のハコバンや軽トラの場合、前輪は側面下にポイントがあって楽にジャッキアップできます。ところが後輪は側面にはなく、例えばエブリイだと、ドライブシャフトがある場所の下にポイントがあります。後部からジャッキを差し込み棒をぐるぐる回してジャッキアップするのですが、奥の方なので作業がしにくく意外と重労働です。
ジャッキアップが楽になる場所としてショックアブソーバーの下など教えてもらいましたが、ジャッキが外れるかもしれないと言われました。
よく見かける側面下の部分にプレートなどで補強してポイントとして使うことは大丈夫でしょうか。

Answer 1

車のジャッキアップポイントについて、特に軽のハコバンや軽トラ（例：エブリイ）の場合、適切なジャッキアップポイントを知ることは非常に重要です。誤ったポイントにジャッキをかけると、車両の損傷や事故のリスクが高まります。以下に、ジャッキアップポイントについて詳しく解説します。

1. ジャッキアップポイントの基本
ジャッキアップポイントは、車両の重量を安全に支えることができるように設計されています。通常、これらのポイントは車両のマニュアルに明記されています。以下のような場所が一般的です：

- 車体の側面下部の補強された部分: 多くの車両において、側面下部にはジャッキアップポイントが設けられています。これらは特に補強されており、車両の重量を支えることができます。
- 前後のサブフレーム: 車両のフレームやサブフレームもジャッキアップポイントとして使用されることがあります。

2. エブリイのジャッキアップポイント
エブリイや軽トラの場合、特に後輪のジャッキアップポイントは次のようになります：

- 前輪: 車体の側面下部の補強された部分。この部分はジャッキアップが比較的容易です。
- 後輪: 後輪のジャッキアップポイントは、ドライブシャフトの近くにあることが多いです。エブリイの場合、リアディファレンシャル（後輪駆動の場合）やリアアクスルの近くがポイントとなります。

3. ショックアブソーバーの下について
ショックアブソーバーの下にジャッキをかけることは一般的には推奨されません。ショックアブソーバーやその取り付け部は車両の重量を支えるように設計されていないため、ジャッキが外れるリスクがあります。また、ショックアブソーバー自体やその取り付け部を損傷する可能性もあります。

4. 補強プレートの使用
既存のジャッキアップポイントを補強するためにプレートを使用することは、慎重に行う必要があります。プレート自体がしっかりと固定され、車両の重量を安全に支えることができる場合には有効ですが、以下の点に注意してください：

- 適切な素材と設計: 使用するプレートは高強度の金属で作られており、車両の重量に耐えられる設計であることが重要です。
- 確実な取り付け: プレートがしっかりと車両に取り付けられていること。固定が不十分だと、ジャッキアップ中に外れてしまう危険があります。
- メーカーの推奨: 車両のマニュアルやメーカーの指示に従うことが最も安全です。メーカーが推奨していない方法や場所でのジャッキアップは避けるべきです。

5. ジャッキアップの安全性
ジャッキアップを行う際には、以下の安全対策を必ず守ってください：

- 平坦で硬い地面: ジャッキアップは平坦で硬い地面で行うこと。ジャッキが沈み込んだり、傾いたりしないように注意します。
- 車止めの使用: ジャッキアップする側とは反対側の車輪に車止めを使用して、車両が動かないようにします。
- ジャッキスタンドの使用: ジャッキアップ後は必ずジャッキスタンドを使用して車両を支えます。ジャッキ単体で車両を支えることは危険です。

まとめ
エブリイや軽トラのジャッキアップポイントは、車両のマニュアルに従って正確に行うことが重要です。特に後輪のジャッキアップポイントは、車両の中央やリアディファレンシャル付近にあります。ショックアブソーバーの下は推奨されません。補強プレートの使用も慎重に行い、メーカーの指示に従って安全に作業を行うことを心がけてください。

質問者からのお礼コメント

ありがとうございました。追加で回答いただき、疑問が解消しました。セレナからエブリイに乗り換えて、夏冬タイヤの交換をしたら、後輪のジャッキアップが大変でした。こんなに重労働だとここを使う人少ないんじゃないかと思うほどで、この質問をしました。個人的にはコストかかってもいいから側面下にポイントつけてほしいのですが・・・・そういう声は少ないのでしょうね。安全第一で指定のポイントを使います。

Answer 2

画像で見せるとわかりやすのですが画像添付できないので残念です

Answer 3

３０年まえの軽バン（アクティHH4）ですが１０年以上まえからサイドシルの補強部（ジャッキポイント）後部が錆びで弱くなってつぶれてきたので、リジットアクスルとフロントのテンションロッド（ボディ側）にしています。そのときは安全のためにタイヤストッパーを対角の接地タイヤのつけています。

Answer 4

楽をしようとして、自分の都合で違う所をジャッキアップポイントにしてはいけません