スズキエブリーバンの5速AGSのクラッチ交換について。 ぶっちゃけ何万キロ位でクラッチ交換になりますか？ 機械式なので積載量の差が多くなければ、乗り手の技量での差は少ないと考えてます。

Question

16万キロとか持たせてる方など居られるのでしょうか？

#エブリイ

Answer 1

ＭＴに比べたら運転者の癖が影響しづらいことになりますので、環境が悪い中で使わなければ、16万km 以上無交換で走れると思います。
メンテナンスノート（点検整備記録簿）にも、クラッチは定期交換部品に指定されていないと思いますので、基本的には無交換部品の扱いです。
車全体の寿命のほうが先に来る可能性もあると言えます。

しかしＡＧＳやＤＣＴの乾式クラッチは、気温が高いときの渋滞で発熱しやすく、使用環境によっては早期に不具合が出たり、予想以上にクラッチの寿命が短くなることも考えられます。

摩擦熱で高温になると金属は柔らかくなり、同じ動作でも多く減るようになります。
逆に言えば、高温にならなければ硬い状態を保てることになり、減りは少ないことになります。
異常発熱すると、冷えているときの何倍、何十倍と減るのがクラッチ盤やブレーキパットの特徴です。

そのため、半クラ状態になる時間を減らす工夫ができるかで、クラッチの寿命が変わると思います。
年式によっては２速発進モードがあるかもしれませんが、気温が高いときは悪影響になります。
渋滞時に擬似クリープ現象ばかりで進む癖がある人も、クラッチを発熱させやすいことになります。
渋滞中でも、前の車との車間距離をあけてから、少しアクセルを踏んで半クラにならないように進ませるなどの工夫で寿命が変わると思います。