ラパンについてですが、ラパンショコラという派生車種が出ました。 ですが、エンジンがK6Aのままです。絶対R06Aになると思ってましたが… 何故変わらないのでしょうか？ ジムニーやエブリィにしてもです。

Answer 1

「派生車種」といったところで、外装にちょこっと手を加えただけで中身はほぼラパンのままです。
K6AとR06Aでは、サイズなども異なりますから、エンジンの変更にはエンジンルームの再設計が必要になります。当然、それにより衝突安全性なども変わってきますので試験をやり直さなければいけませんし、型式認証の審査もやり直しです。また、既に多く販売して設計コスト等を回収してきたK6Aと異なり、R06Aはそんなに安売りするわけにもいきません。
発売から5年近く経ちあと数年でモデルチェンジするラパンにそこまでの手間はかけられないでしょうし、ましてラパンショコラだけR06Aにすればコストアップは避けられません。アルト(及びOEM供給しているマツダ・キャロル)のように数が出る車ならともかく、ラパン程度であればフルモデルチェンジまで引っ張るでしょう。
さらに、もともとラパンは省燃費性を犠牲にしてデザインを重視した車なのですから、頑張って燃費を上げても他車種ほど売り上げに貢献しないだろう、という割り切りもあると思われます。