スズキ セルボ 「万能選手の軽自動車！」のユーザーレビュー

万能選手の軽自動車！

2016.11.16

総評

軽自動車でターボ付き、5ドア、4人乗り、４AT…
ここまでは普通に見えますが、実はそれぞれが
高い水準に有る事が伺えます。

エンジンは長年、スズキの主力エンジンである
K6Aにマイルドターボを＋しました。
馬力は 44kW(60PS)/6,000rpm
トルクは 83Nm(8.5kg·m)/3,000rpm
これにより4人乗車でも楽に走る事ができます。

各シートのしっとりとした乗り心地は良く、
当時の旗艦モデルの面影を感じさせます。

４ATはゲート式なので気軽にマニュアル操作も
出来ます、急ぐときやドライブ時にどうぞ！

車両の大きさ、取り回しやすさも良い点です。
全長×全幅×全高
3395×1475×1535mm

最小回転半径
4.4m

中古車の価格も低めな所も良い点です、
こだわる方はSRをチョイスした方が良いとは
思いますが、その分値が張るのが難点…
それならば、こちらも考えてみては如何でしょう？

保険価格にも優しい点が多く、ABSはもちろん
盗難防止装置も付いていますので、有利です。

このように考えていくと、初めてのクルマに、
普段使いのセカンドカーとして･･･おススメできます!

満足している点

上記の通り、思い出も沢山書いてしまったので省略させていただきます。

書いてなかった点として
備え付けのラジオ/CDプレイヤーは中々使いやすく
細かな設定が出来るのが良いところでした。

内装もシンプルな黒色で安っぽさも感じにくい点も
嬉しいですね。

不満な点

ロードノイズを拾ってしまう所、
燃費は少し渋めになってしまう点、
シートは低反発型なので、適度に休憩が要ります。

デザイン

-

走行性能

-

街乗りなら十分な加速性能を持ちます、ただ
高速道路では無理な追越などは控えた方が…
80～90kmまでは3,000回転を維持していました。　

ターボは3,000回転から利き始め、
さらに廻すとVVTを発動させ、
キツイ上り坂を強引に登っていきますが…
ターボはあくまでM（マイルド）なので過信は禁物。

４ATでも楽しくシフトチェンジできるのが良い所。
気軽にシフトダウンして加速もエンジンブレーキも
使いやすくなっております。

乗り心地

-

運転席･助手席の座り心地は良く、適度に休憩を
取れれば長距離のドライブも快適です。

後部座席は前期型なので、リクライニングは無理
ですが、けして悪く有りませんでした。
　
理由としては後述するとして、リクライニングが
リアシートも欲しい方は後期型にして下さい。

乗り心地についてですが、とてもしっとりとしていて
ゆっくり運転すれば同乗者の方もリラックスできる
素晴らしい静粛性です。　
車両の重量（８１０kg）も関係していそうですが、
簡素なサスペンションが心地良さにも繋がっている
気がします。

山道などを走っていて思ったことは、多少速度が
出ていてもカーブは気持ちよく曲がれます、
下りでは4速のままだと怖いぐらい速度が増します
から、3速にしておけばすぐに対応しやすい…
（個人的な感想ですが）

積載性

-

この車は意外なほど良く入りました。

後部座席を立てたままでも後ろのスペースに
長靴や鎌など畑に使う道具をよく入れていました。

後部座席も倒して使う事も出来ますが、完全な
フラットにはならず、少しだけ気になりました。

普段は2人しか乗らないので、スペース不足には
全くなりませんでした。

燃費

-

燃費は走り方やアクセルワーク、整備によって、
かなり変わってしまうモノなので…参考までに

車の中に有る平均燃費だと「12.5km/1L」と表示。
しかし、エコ運転（エアコンを節約、ふんわり
スタート）であれば…最高で15km/1Lは行けます。

逆にぶん回したりすると（目安は4000回転～）
10kmを切ってしまいます。

高速道路では車載の瞬間的燃費計の表示で、
※平地での測定、うろ覚えですので注意！
80km→1L/18km
90km →1L/16km
100km→1L/14km

価格

-

故障経験

特に目立った故障は無いですが、
自分のクルマは接触不良の癖が有り…

1度目は車のメーターが動かなくなってしまった事が1回だけ…（運転は問題なく出来るのでその日は
取りあえず帰りました→次の日には元気でした。）

2度目は左のリアブレーキランプが点かなくなり、
整備工場に交換してもらって帰りましたが…
スズキの愛車無料点検中に再び発生、接触不良だったのでタダで直してもらいました。
その後は全くの無事でした。

後はオイルクーラーに気をつけておく事と、
タイミングベルトの注意でしょうか。