スズキ アルトワークス 「通勤快速とはまさにこのこと」のユーザーレビュー

通勤快速とはまさにこのこと

2022.1.4

総評

上記で不満な点を書いていますが、それを承知で購入して乗っているので文句のつもりはありません。ただ最後の2つはちょっと気になるので点検時に聞いてみようと思います。ただ、みんカラのレビューを見る限り同様の症状の方が散見されるので、アルトワークスの仕様という名の持病なのかもしれません。

※一か月点検を受けての追記
●ギアが入らない件→症状再現できないため確認できず。
●エンジンのかかりが悪い件→診断機をつないで診断したが異常ないとのこと。診断機でしか見ていないのでそれ以上の調査は無し。所詮そこまで。

タイトル通り、通勤快速という言葉がよく似合うと思います。あいにく通勤時は10分ほどしか運転せず、なおかつ速度が出ても30～40km/h程度なので快速も何もないですが、ドライブで国道を走ったり、高速道路に乗ったりするとその名の通りという印象です。

高速走行時、80km/hで3000rpm、100km/hで4000rpmです。皆さんそう書かれているので相違ありません。ただ100km/h超えると（人によっては80km/h）、加速感がなくなるという記載がありましたが、私はそれを感じません。使用用途がサーキットとかではないので一概に言えないのかと思いますが、100km/hでも追越しの際の加速能力は十分でした。

車体重量が非常に軽いので、横風の影響はもろに受けます。風を受けてもブレなければいいのですが影響をもろに受けて流されます。風が出ている日はハンドルを持っていかれないように気を付けて運転しています。

満足している点

●軽とは思えない加速。
●シフトチェンジしやすい。
●高速走行時の高い安定性。追越しも余裕。
●運転していて楽しい。
●その他いろいろ

不満な点

●狭い。前をよく見ようと屈めばサンバイザーに頭が当たる。
●ロードノイズは良く拾う。高速走行時は特に顕著。
●たまに1速、リバースに入らないときがある。
●エンジンのかかりが悪い。10回ほどカーカッカッカッカッカッカってやっている。

デザイン

4

内装のチープ感は否めません。テッカテカのパネルで指紋は目立つわ埃は目立つわ、傷がついたらそれはそれで目立つわと多分良いことはありません。外してカーボンステッカーを貼っている人や注文時にカーボン調に変えられるのでそうしたほうが良いと思います。

顔のデザインは好きです。普通のアルトは商用車感が出ていますが、これはこれでスポーティー感が上手く出ていてかっこいいと思います。
外装デザインについては、オプションでまぁまぁな範囲をいじれるので、担当者と相談しながら決めたらいいと思います。

走行性能

5

軽とは思えない走行性能と加速性能、運転手の技量にもよりますが操作性も良好です。
アクセルを踏んだ時の応答性、シフトノブの操作性、カーブでもあまり減速せずに走行できます。
前に乗っていたワゴンRのレビューでも書きましたが、首都高江戸橋JCTで箱崎から銀座に向かう際の分岐の先の左カーブは80km/hで走行できると思います。ワゴンRだと転がっていく気がしますがアルトワークスならがっちり地面を掴んで不安もなくスイ～と行けるのでは・・・。

乗り心地

3

振動をもろに食らい、乗り心地は悪い、というレビューを見ていましたが、正直ワゴンRと大差ない感じがします。むしろアルトワークスのほうが細かい振動は拾ってくれているんじゃないかな...。
RECAROシートのおかげもあるかもしれませんので一概に言えませんが、硬め柔らかめ振動についての不満はありません。

星3とするのは静粛性です。そもそもそこについて文句を言う車ではないのは百も承知ですが、ロードノイズをもろに拾います。音楽なんて普通に聞こえません。ただこれ、一般道を40~50km/hで走っている分にはあまり気にならないんですよね。高速道路に乗った時に限ります。あとは路面のアスファルトの状態にもよりますね。粗いのか細かいのかその他いろいろ。

積載性

3

ワゴンRで積めた27インチの自転車は積めません。当たり前です。納車一か月で感動するような積載性を体験していないので何とも言えませんが、高さのあるものや長さのあるものは制限されることは必須化と思います。

燃費

4

ワゴンRより燃費が落ちるというのは承知していましたが、平均20km/Lは出ています。十分と感じています。

価格

5

総額178万円にて購入。前に乗っていたワゴンRが下取りで13万円つきました。満足です。

故障経験