スズキ アルト 「至極まともに走りました~公道試乗~ :  アルトエコ、公道を走らせてもらいました。  乗る前まではギア比を高くするなどして、出だしとかかったるくなって」のユーザーレビュー

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スズキ アルト

グレード:-

乗車形式:試乗

評価

3

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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至極まともに走りました~公道試乗~ :  アルトエコ、公道を走らせてもらいました。  乗る前まではギア比を高くするなどして、出だしとかかったるくなって

2011.12.21

総評
至極まともに走りました~公道試乗~
:
 アルトエコ、公道を走らせてもらいました。
 乗る前まではギア比を高くするなどして、出だしとかかったるくなっているのではないかと思っていたのですが・・・
 おおスムーズ
 それもそのはず、カタログを見ると、同じエンジンを積むMRワゴンと全く同じギア比(最終減速比も含む!)。向こうは820㎏(アイドルストップ付で)。こっちは740㎏だからMRワゴンよりかなり身軽だ。MRワゴンでもいい走りに感じたのだから、それより1割軽いエコの走りはよくて当たり前なのかもしれません。
 アクセルを踏めばそれなりに音は大きくなるのだが、振動が気にならない。それはアイドリングストップ時でも同様。
 そういえば、スズキはMRワゴンからエンジンの搭載方法を変えたって言ってましたね。始動時や加速時に体感できる差がありました。やるなスズキ・・・
 注目の時速9㎞でエンジン停止するアイドルストップ機能は、再始動時コワイ思いすることなく無問題でした。
 それから、タイヤの件
 カタログにも「アルトエコ専用タイヤ」とありますが、試乗させてもらったディーラーセールス氏いわく、「普通のアルトと同じタイヤですよ」とのこと。たしかに「DUNLOP●●01」と刻印されていた145/80R13の小さめのタイヤをエコも隣りの普通のアルトも履いていました。原料を変えて、同じ型?で成形されたタイヤということなのか。低抵抗ということでしたが、試乗だけでは右左折や制動で頼りなさは感じなかった。また硬すぎて神経質に路面の凸凹を拾うこともありませんでした。
 レーンチェンジをしたり、低速で段差を乗り越えたりするだけでは破綻の徴候すら感じられない。ボディがしっかりしていることも関与しているのでしょうが―――
:
満足している点
:
△走りがまとも△
軽量ボディと余裕ある低速トルクで乗りやすい。
ハイト系のNA軽を乗っている方にはアルトやミラを乗ってみてほしい。加速や制動、旋回など明らかに違いを感じられると思います。
 特にイースやアルトエコは軽量な上に様々な抵抗を徹底的に排除しているからより鮮明にそれが感じられると思います。
△ビビり音やギクシャク音がしない△
 もしかしたらこの辺はイースより上かも・・・
△まあまあの燃費△
 燃費計によると15.6㎞/L。
 6㎞/L台からスタートした燃費だったが、エンジンが暖まり距離が延びてくると燃費も伸びて、最後は15km/L台に乗せることができた。もっと距離が延びればもっと燃費もよくなる手ごたえはあった。ただ、街中とはいえ渋滞はなかったのに、渋滞に引っ掛った時のイースとほぼ同じ燃費だったのはムムって感じでした。
(短所をここから書き始めさせてもらいます。)
短所
▼汎用性が低くなった▼
 ガソリンタンク容量がたった20L!、イースの2/3。ミラの半分強。燃費でいい勝負をしても、ガソリンスタンドに入る回数は1.5倍以上に増えそうだ。夜間の長距離にも勇気がいる。
 最低地上高が145㎜。そんな低い値ではないが、以前は155㎜あった。たかが1㎝でもそれが致命傷になることもある。
 長距離や凸凹道には弱くなったということだ。
▼回生ブレーキの未採用▼
 とにかくイースの値段に合わせたかったのだろう。高価な回生ブレーキは使っていない。JC08試験など短い距離では差は出なくとも、エアコン使用時や街中での長時間の使用では、回生ブレーキでバッテリーへの充電が頻繁に行われるイースより、アイドリングストップの解除は多くなるのは容易に予想がつく。つまり、実燃費はイースに軍配が上がるのではないかという予想だ。
 ただ、頻繁に充電を繰返すとバッテリーの寿命が短くなるということも言われている。バッテリーは高価な上、廃棄処理するのにえらく環境へダメージを与えるから、どっちがいいのかは微妙。(続きます)
不満な点
▼停止前アイドリングストップ機能の採用▼
 運よく?私はコワイ思いをしたことはないが、これらによってコワイ思いをした人がいる以上は、もっと制御プログラムを練ってから実用化してほしかった。
▼安全装備への不満▼
 MRワゴンにはあった横滑り防止装置やカーテンシールドエアバッグがオプションですら設定がない。(イースではVSC・サイドエアバッグが標準装備のグレードがあるが、カーテンシールドエアバッグはない。)
▼リヤヘッドレスト▼
 イースと仲良く付けられない。
▼コストパフォーマンス▼
 ブレーキやタイヤがイースより1ランク下であることや外殻の使い回ししている点、メーカーオプションや4WDを省力して生産コストを下げている点など考慮すれば、少なくとも後数万円は安いイメージを持つ。つまり、低価格であることは間違いないが、現状ではイースより割高感があると感じる。絶対値は安いけれど。
まとめ
◎軽量、低価格、低燃費◎
 まさに軽自動車が本来持つべき美点を兼ね備えている車だ。
 乗り味もイイ。
 しかし、アイドリングストップの制御やタンク容量など、煮詰め切れずに発売してしまった感もある。
 安全装備はかなりライバルイースに劣っている。
 やはりこれらの欠点をつぶしてくるであろうマイナーチェンジ後のモデルを購入した方がよいと思われる。
☆願い☆
 イースでは後席ヘッドレストについていろいろ言われましたが、後席に人を乗せない人には無用の長物であり、コストアップにつながるヘッドレストは省いてある仕様があるのには賛成です。後席を荷物置き場にしか使わない多くの人も同じ意見でしょう。   
 ここでお願いしたいのは、リヤヘッドレストをつけない仕様があるのなら、後部ドアのない3ドア仕様も復活させてくれればってことです。
 後席ドアを取っ払えば、そしてついでに重く高価なCVTをMTに替えれば、700kg弱で実燃費もよく、60万円台の環境にも財布にもやさしい車ができあがる!―――ムリですか・・・やはり。
 失礼しました・・・・
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デザイン

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走行性能

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