スズキ アルト 「何を求めるかで価値が大きく違う ＨＡ２３までは、“経済的な安さ”を求めて開発されてきたクルマですので、コンセプトからいくとまさにパーフェクトです。 た」のユーザーレビュー

何を求めるかで価値が大きく違う ＨＡ２３までは、“経済的な安さ”を求めて開発されてきたクルマですので、コンセプトからいくとまさにパーフェクトです。 た

2008.6.19

総評

何を求めるかで価値が大きく違う
ＨＡ２３までは、“経済的な安さ”を求めて開発されてきたクルマですので、コンセプトからいくとまさにパーフェクトです。
ただし過剰な快適を求められると到底太刀打ちはできません。それはこのクルマにデフォルトで快適さを求めてはいけないと思います。
流通量の多さから中古パーツが潤沢にあるので流用しまくれます。例えばパワーウインドウは４ドアも３ドアも内部機構が共通。バンならではの固められた足回りが嫌なら足回りだって乗用のがポン付けです。
私はシートだけエポの限定車のをつけてます。カーステも上位機種のを移植しました。リアスピーカーの配線もきいないので、カーステの配線図を調べて引きなおしました。ドアスイッチからアース線をとって室内にはＬＥＤとネオン管を設置。他にＥＴＣ、キーレスキット、ウインドフィルム、ドアミラー＆ドアノブ塗装などをしました。
屋根付きスクーターどころではなく最高の“足車”です。

満足している点

・なんてったって低燃費→燃費はリッター最高２４キロ（春先でエアコン未使用）。街乗でエアコン全開にしてると最低１９キロってとこ。
・高速も余裕→静岡から乗って帰ってくる時も、１００キロ巡航は完全にできましたし、登りの追越し車線に入ってもそこからの加速は余裕でできます。もう一台ＡＺワゴンのターボ車を持ってますが伸びがまったく違います。重さと空気抵抗の差でしょうね。
・軽い→６３０キロですもの。これにＫ６（ＶＶＴなし）の５４ＰＳです。昭和のスポーツカーなみのパワーウェイトレシオです。燃費やブレーキの効きにも好影響してます。また４０００回転以上の高回転域の楽しさはＫ６ならではですね。私的にはＦ６Ｂより面白いです。
・ギア比が低い→ラフなクラッチワークだとホイルスピンしますよ。クロスっぽい感じがして面白い走りを楽しめます。
・なにもついてない→エアコン、パワステはついてますが、他はたいした装備はありません。これがいいんです。自分でゼロから作っていけるんですよ。車好きにはたまりませんね。

不満な点

・リアシートが狭い→法規の関係でラゲッジスペース後半分は荷室になっていますし背もたれが直立してますので後に人が座ると耳元に息がかかります。ただ考え方です。軽トラにエマージェンシートをつけたようなもんじゃないすか。それと背もたれフックは２０センチほど後に移設することが可能です（したら違法かも。
・シンプル→私はよい点だと思ってますし、この車を選ぶほどの方が過剰な快適装備を求めるはずはありませんが、シンプル。リアスピーカーの配線は現行型ではスピーカーがなくてもついてますが、この型はついてません。助手席側のドアスイッチ（ルームランプ用）がついてません。
・ギア比が低い→楽しい反面、中～高回転まで廻さないで走る方は早めのシフトアップが面倒かも。
・ＶＶＴがない→１４年後期から選べるようになってます。このＶＶＴは高回転用ではなく、低回転息のトルクアップのみに作用するので、ブン廻す方にはあまり関係ありませんが、現行のＶＶＴ標準のと乗り比べるとやはりトルクは細いです。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験