スバル レガシィ アウトバック 「納車5ヶ月半、1万キロ走った。いいペース...」のユーザーレビュー

納車5ヶ月半、1万キロ走った。いいペース...

2006.2.26

総評

納車5ヶ月半、1万キロ走った。いいペースである。あるクルマメンテナンスのプロの本で、年間2万キロ走るくらいが経時劣化と実走劣化のバランスが最もよいのだそうだ。確かにそういう感じはある。この調子で走りたい。
そこそこ走って思うのは、基本的には文句なくいいクルマである。無知なるユーザーに妙に媚びることなく、きちんとしたメッセージがある。今となっては、ほとんど唯一の不満は乗り心地である。これとても、もっと走り込めば、また違った展開もあるかもしれない。2サイズダウンたる205/65/16のレグノ辺りを履けば一気に解決する期待はある。また、レポートしたい。

満足している点

（１）カッコよい。エレガンス＆マッチョともいうべき独自ポジションをほとんど世界で最初に世に問うた。
（２）燃費がよい。高速100km/hキープで13km/Lをマークする。一般道でも渋滞に引っかからず郊外、田園地帯を60km/hプラスペースでスムーズに走れれば、同様の燃費をマークする。
（３）ボクサーエンジン＋AWDが織り成すこの上ない操縦安定性がよい。雪が多かったこの冬、ほとんど不安を感じさせないドライブを堪能できた。まあFFと違って後輪も蹴っぱるので、交差点の直角コーナリングなどでたまにケツを振るのはご愛嬌である。
（４）スバルというメーカー名とは別のブランド名、そして六連星のエンブレムがよい。洗車の度にエンブレムをつい磨いてしまう。
（５）グランドワゴン、ランカスター、アウトバックと車名は変われど、脈々と系譜が受け継がれているのがよい。レガシー兄弟の本流ではなく亜流ではあるが、確たるものを築きつつある。

不満な点

（１）乗り心地についてまた述べる。前回7,000kmから馴染みが始まったとレポートした。かすかな違いであるが、確かに変化を感じた。しかしその後期待した明らかな馴染みの進行はないようだ。ガツンとかドスンバタンは未だに健在である。やはり、このクルマを語る上で最大の論点である。もう少し様子を見ることにする。ただし、条件を変えるとこの足周りは違った表情を見せる。100kgほどの荷物を荷室に積んで走ってみられよ。落ち着きが出てくるのだ。また、小砂利の浮いたフラットダートを軽く飛ばしてみられよ。実によいフィールである。このクルマ、良道、空荷、1人乗車という、日本の一般的なシチュエーションとは別のところを狙っているのかもしれない。
（２）4ATのフィールの問題を再三指摘してきた。基本的にその素性が変わるはずもないが、アクセルペダルの微妙な踏み加減を調整することで不快感は極小化できる。人車一体の境地である。
（３）慣れが解決してくれるとはいえ、使い勝手上の課題がいろいろ見える。助手席側ワイパーを先に起こすと運転席側ワイパーと干渉する。こんなの事前のシミュレーションでいくらでも解決できるのはないか。リアウインドウがやたら汚れる。もっとしっかり空力設計をすべきだ。
エアコンのONスイッチとOFFスイッチが異なる。温度調節がロータリーでなく、アップダウンスイッチである。全く人間工学を無視している。あと、AMラジオの感度が悪い。ついでにいうとボリュームレベルがCD（MD）とFMとAMで違い過ぎる。インプット切り替えの度にボリューム調整が必須となっている。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験