スバル レガシィ アウトバック 「納車1ヶ月、このクルマの本質が見えてきた...」のユーザーレビュー

ニックネーム非公開さん

スバル レガシィ アウトバック

グレード:2.5i_4WD(AT_2.5) 2005年式

乗車形式:その他

評価

5

走行性能
-
乗り心地
-
燃費
-
デザイン
-
積載性
-
価格
-

納車1ヶ月、このクルマの本質が見えてきた...

2005.10.8

総評
納車1ヶ月、このクルマの本質が見えてきた。気になる点がないではないが、値段も含めてトータルで判断すると、今の自分のニーズに最もマッチするクルマ、グレードであり、正直買ってよかったと思っている。私のようなアウトドア心のある渋いミドルがさりげなく乗ると実によく似合う。(と思う。)今後気が付いた点があれば、都度続報したい。最後に是非言っておきたい点を以下列挙する。
(1)まだキズ一つないので、よく聞く塗装の弱さは確認できていない。それを気にしていたので、スターシールドなる表面処理を追加でお願いした。キズが付くようなストレスに対してどれだけ効力があるのかは分からないが、少なくとも5年保証の間のワックスがけの手間は省けた。(ワックスがけのあの手間がクルマへの愛着を増すことは否定しない)
(2)2本マフラーは一般的は確かにカッコよい。しかし、大元のエンジンからずっと2本出ているのなら本物だろうが、一旦1本になったものを先っちょだけ2本にするのは、こけおどしであろう。最近そういうクルマが多いのでアウトバックだけの問題ではないが、このクルマに関して言えば、折角の本物感をスポイルする。ちょっと太目のマフラーが一本出ていればそれでよい。
(3)サッシレスがいいのか悪いのか、まだ結論を出せない。独特の開放感、デザイン的なスッキリ感、外側の凹凸の少なさによる窓掃除のしやすさ等メリットも実感する一方で、フルドアならばもっと稼げたはずのボディ剛性をこの辺で妥協している点など、いろいろ考えさせる。
(3)富士重工に一言、アウトバックを含む今のレガシー兄弟のフロントマスクには及第点をやる。しかし、R2、フォレスター、インプレッサ共、とてもほめられた顔ではない。プロポーションはまずまずなのに、顔が悪くて売れないクルマが数多く存在するように思う。次のレガシー兄弟がこんな調子で登場したら、クルマも会社も危ない、と強く警告する。
(4)大トヨタとの資本提携は一応は朗報であろう。それを積極的に活用するなら、アイシン辺りの技術を入れてATの洗練度を増してほしい。逆に危惧するのは、妙にユーザーに媚びたようなクルマ作りには走らないでほしい。いい意味のこだわりを失ったら、富士重工の存在意義はほとんど失われるのだから。
満足している点
(1)たたずまいがよい。程良く押出しの効いたルックス自体も然ることながら、街中でも大自然の中でも周りの風景に調和しつつ存在感も醸し出す独特の雰囲気が実によい。こんなクルマ、あまりない。
(2)高速道路での矢のような直進性とフラット感、それとコーナーでの軽快な回頭性が両立しているのが素晴らしい。スバルエンジニアリングの面目躍如である。
(3)燃費がよい。かなり燃費に有利な交通環境にいるので(要するに田舎ということ)、10・15モードを実走燃費でクリアできるのではないか、との期待もあったが、さすがにそれは無理だったようだ。しかし、文句なしの燃費である。2.5リッタークラスのフルタイム4駆としては、多分世界一ではなかろうか? しかも、レギュラー仕様というのが助かる。これを、全く不足のない動力性能の下で実現しているのがエライ。
(4)アイボリーレザーのリッチな雰囲気がよい。シートは張りがあり、長時間乗っても疲労感が少ない。せっせとケアして、劣化を最小限にして長く乗りたい気分にさせる。反面、このクルマを道具としてガンガン使うには、ちょっと遠慮がちになるのが自己矛盾的。
不満な点
(1)このクルマの是非を語る上でおそらく最大の論点が乗り心地。カドは取れているものの、ゴツゴツ感はある。特に同乗者に気を遣うシチュエーションがままある。もうちょっとしなやかさが出せなかったものか、と正直思う。サスをいじる気はないので、タイヤでどうなるか、ちょっと実験してみたい。実は冬タイヤ用のホイールはインチダウンして16吋とした。タイヤサイズは普通なら215/60/16とするところ、私は205/65/16とした。ナナマル履けばスポーツタイプ、という時代からクルマを知っている私としては何ら抵抗はないのである。ゴムの柔らかさと相俟って、どれくらい乗り心地が改善するか非常に興味がある。スバルAWDの威力の確認と共に、今度のウインタードライブが非常に待ち遠しい。結果は別途お知らせする。
(2)普通に走っていても、キックダウンは頻繁である。それなりの排気量なのだから、ちょっとした上りや加速ではトルクの踏ん張りでそのまま走ってほしいとの思いもあったが、ドライバーの意志(アクセルワーク)に俊敏に反応してくれているのだ、と肯定的に取れないこともない。問題は、ATの洗練度である。正直、シフトショックが大きく、レスポンスもいま一つである。4速の限界か、とも思ったが、もっとよい4速は存在するし、ゴルフVの6速にははっきりと劣る。3リッターの5速もあまり評判はよくないし、ATフィールはスバルの頑張りどころではなかろうか。
(3)標準オーディオ(マッキンがどうかは分からない)や空調系の夜間イルミは赤系でケバイ。かなり不釣り合いである。しかし機能的にいえば、視認性は抜群である。
デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験

下記のリンクから「みんカラ」に遷移して、違反報告ができます。

「みんカラ」から、違反報告をする

スバル レガシィ アウトバック 新型・現行モデル

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

※ 掲載しているすべての情報について保証をいたしかねます。新車価格は発売時の価格のため、掲載価格と実際の価格が異なる場合があります。詳細は、メーカーまたは取扱販売店にてお問い合わせください。

ユーザーレビューを投稿する

ユーザーレビューを投稿する

※自動車SNSサイト「みんカラ」に遷移します。
みんカラに登録して投稿すると、carview!にも表示されます。

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示
carview!の最新情報をチェック!
Facebook
carview!公式Facebook
最新のクルマ情報をお届けするcarview!オフィシャルページ(外部サイト)

carview!公式X(旧Twitter)
carview!の中の人がクルマ情報をポストする公式アカウント(外部サイト)

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離