スバル レガシィ アウトバック 「買い替えの物色中で3.0と2.5を短時間...」のユーザーレビュー

買い替えの物色中で3.0と2.5を短時間...

2005.7.31

総評

買い替えの物色中で3.0と2.5を短時間ではあったが一気乗りしてきた。クルマ選びは車種が絞れても、次にグレード選択が問題となる。特にこのアウトバックというクルマ、排気量の二者択一が悩ましい。結局自分で乗り比べるしかないのである。存分に走れた訳ではないから、コメントは限られるが、ざっと以下のようなところである。
(1)動力性能の絶対値は確かに3.0が勝り、3000rpm辺りからの盛り上がりとその上の伸びは素晴らしい。しかし、2.5も必要にして十分なパワー・トルクを有しており、常用域のフラット感はむしろこちらの方が印象がよい。
(2)乗り心地は3.0の方が硬い。特に低速時の突き上げが強く感じる。（安っぽい感じはない）　2.5も普通のクルマに比べれば硬い方だろうが、ドライバーズカーとしてはこれくらいは当たり前とも思うし、ファミリーカーとしても容認できるレベルである。よくアウトバックの足回りを酷評する声を聞くが、一体どんなクルマを比較基準としての物言いだろうか。そもそも選ぶクルマを間違っているのではないか。
(3)3.0は5AT、2.5は4ATとなる。今回の短い距離でははっきりとした差は実感できなかった。2.5でも乗るまで300万円を超えるクルマであり、今日日4ATというのは正直寂しい気もするが、実際に走って明らかに劣る面、問題点は見出せなかった。ただし、以前に乗ったゴルフＶの6ATは文句なしに素晴らしく、それにはどちらも負けている。
(4)値差は約50万円となる。フラット6がどうしても欲しい人は3.0を買えばよい。私は2.5のコストパフォーマンスを取る。（実は2.5iを注文した）　クルマは好きだが、人生はそれだけではない。浮いた分で大画面薄型ＴＶでも買い、家族の喜ぶ顔を見ることができれば、それもまた幸せである。

満足している点

(1)動力性能は十二分である。私はこれ以上必要ない。
(2)短距離の試乗なので燃費はカタログの10･15モード値を入れているが、かなり燃費がよい交通環境にいるのでおそらくクリアできるだろう。2.5リッターのフルタイム4駆でこの数値というのは驚異的である。しかもレギュラー仕様である。何かの雑誌でも今回のレガシーファミリーのエンジンのうち、ベースの2.0とこの2.5の実用燃費は相当なものだと評価していた。過去厳しいことを言われ続けてきたレガシーファミリーの燃費が、ここまで来たかという感じである。徒にハイスペックを追わなかったことが奏功しているはずである。
(3)3.0と2.5を外観では識別できないこと。3.0の人は、やはりこれでなくてはならんと自分自身でプライドをくすぐりながら運転すればよい。2.5の人は、これで十分ではないかと納得しながら、3.0に乗っているような顔をして運転すればよい。

不満な点

(1)後席に乗る人が前席シート下につま先を差し入れる際は少々窮屈。（空間の上下方向が不足気味）
(2)よく聞かれる、塗装の弱さ、バイザーに意味なしの他、個人的に気になっているところとして、サッシレスへのメーカーのこだわりが果たしてユーザーのためになっているのか、17吋を気張る必要があったのか、といった辺りについてはまだ判断できないので、今回はノーコメント。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験