スバル レガシィ アウトバック 「先代BS9と比べて（代車として利用）」のユーザーレビュー

先代BS9と比べて（代車として利用）

2023.2.13

総評

ボディ剛性や安全装備が大きく進化しているのに、縦型ディスプレイの操作性に関する不満や1800ccターボエンジンの不満、コストカットなどネガティブな部分が目立ってしまう印象。現状の仕様であれば中古でBS9を検討することをおすすめしたい。

満足している点

BS9と比べ格段に剛性が高くなり、左折時やカーブでの踏ん張りが良くなった。アイサイトXが装備され安全面も大きく向上。

不満な点

縦型ディスプレイがとにかく使いにくい。BS9まで物理ボタンでダイレクトに選択できた項目が最低3タッチしないといけないのはストレス。特にAVHやAストップ、エアコン関係がワンタッチで操作できないのは残念。
ボンネットが重くなったのにもかかわらずダンパー式からステー式に変更するなど目立たない部分のコストカットがされているのも残念。

デザイン

2

全体的にキープコンセプトだが、テールランプのデザインが立体的となり質感の向上を感じられる。

走行性能

2

1800ccターボエンジンはこの車に合っていない。右折時や店舗駐車場から出て幹線道路に入る時などはターボが効かないためかなり重い発進となる。BS9の2500ccNAの方が自然な走りができる。燃費もさほど変わらないためダウンサイジングターボ化した意味が不明。

乗り心地

3

BS9と比べて段差や継ぎ目のバタつきは良くなったと感じる。また、静粛性も十分。しかし静かなせいか「キーン」というCVTの音が車内に響いて聞こえる。（音楽などを鳴らしていれば聞こえない程度）

積載性

4

歴代レガシィと変わらず十二分な積載性を確保している。

燃費

2

車のキャラクターを考えれば十分だが、BS9と比べて大幅に向上はしていない（同程度）。レギュラー仕様なのが救いではある。

価格

-

故障経験