スバル レガシィ アウトバック 「スバルの車づくり、半世紀の到達点」のユーザーレビュー

スバルの車づくり、半世紀の到達点

2022.7.20

総評

水平対抗エンジン&シンメトリカルAWDにより、オンザレール感覚の操舵が体験できます。“まるでレールに乗ったような“ という表現は、大げさなようで大げさではありません。それは最低地上高200mmのアウトバックでも、いや、アウトバックだからこそ感じることができます。

満足している点

全て。

不満な点

これから見つかると思います。クルマも人間と同じで、完全な存在ではありませんので。

デザイン

5

“旗艦“と呼ぶにふさわしい、堂々たる体躯。

どの角度からでも観る者を飽きさせません。その点はBPと同じです。

走行性能

5

かつて乗っていたBPアウトバックは、同じ2.5ＬでもSOHCでした。トルク、パワーともに正直物足りていなかったことを打ち明けます。
しかし、BS9はFB型となり、スクエアなエンジンとなり、豊かな低速トルクを獲得しました。DOHC自然吸気エンジンは、力強く、気持ちよく吹き上がります。

高速道路では120km/h巡航でもまったく不足ありません。1日に500km走っても疲れません。素晴らしいの一言です。

そしてEye-Sight。
被害回避/軽減というより、ACCがありがたいです。

乗り心地

5

アイドリング700rpmから1000rpm付近で、控えめな排気脈動（ドコドコ音）を感じます。EJ20を思い起こします。

積載性

4

グランドツアラーとしては充分です。
軽貨物（エブリィ）に比べると積載力は半分もありませんが。

燃費

3

街中は9km/Lくらいでしょうか。高速や田舎道なら12-15km/Lくらいは期待できます。

価格

5

故障経験

購入する時点で7年落ちですので、これからが正念場です。オイル交換など基本的なメンテナンスをしつつ、祈るしかありません。