スバル レガシィ アウトバック 「いつまでも乗っていたい車」のユーザーレビュー

いつまでも乗っていたい車

2022.2.23

総評

走行性能・安全性能・居住性のトータルバランスに優れ、一度手にすれば期待以上の満足度が得られ、いつまでも手放したくないと思える車。

満足している点

長距離・山道・雪道・レジャーなど走る道やシーンを選ばずにタフでどこへでも行けるところ。

不満な点

不満ではないが、純正から交換して良かったと思えるパーツはスピーカー。社外品に変えることでクリアで臨場感のある音に様変わりし、ひとつ上のクラスの車に乗っている感覚が実感できる。

デザイン

5

個人的には、アウトバックの癖のない洗練されたフォルムをベースに、ブラック・ダーク基調の塗装加飾、ビルトインクロスバーが加わってタフにアレンジされたXブレイクのデザインが気に入ってます。E型から加わったマグネタイトグレーメタリックとXブレイクとの相性が良く感じられ、購入の決め手の1つでした。
内装については、正直なところ高級感やデザイン性が高いと感じることはありません。ですが、D型からセンターパネルやステアリング周り等のデザインを刷新されたこともあってか、全体的にブラック色で統一されてすっきりと纏まっていると感じます。何なら、天井やピラー内張がベージュなのでここもブラックで統一されていたら良かったかも。

走行性能

5

FB25エンジンは低速トルクがあり、2000回転以下で僅かながらボクサーサウンドを奏でながら力強く加速します。夏場は家族四人でルーフとトランクにキャンプ用品を載せて長距離移動しますが、パワーやブレーキ性能に不足を感じたことはありません。
またこの冬初めて、夜明け前の雪道をオールシーズンタイヤで走りましたが、難なく走行できました。AWD性能も申し分ないです。
運転操作に関しては、ステアリング径が小さいためリニアな運転が楽しめます。また、ステアリングが切れるので楽に駐車できることも長所です。

乗り心地

4

高速安定性は申し分ないです。一方で、信号の多い街中を走行する際には同乗者が車酔いすることがあります。ダンパーの特性によるものかわかりませんが、車体の縦揺れ、横揺れの収まりが悪いようです。横揺れ対策としては、前後のタワーバー装着で改善を図っております。
シートについては、米国販売を意識してなのか、運転・助手席の座幅は広くゆったりと座れます。また後部座席がかなり広いです。大人が足を組めるほど十分な足元スペースがあり、頭上スペースも十分確保されております。
静寂性と乗り心地はタイヤで印象が変わります。純正のDUELER H/Pスポーツ装着時は、地面に張り付いて走る感じでグリップ性能に安心を覚える一方で、舗装された道でもゴツゴツ感やロードノイズが気になるいわば尖った印象でした。ミシュランに履き変えてからは角が取れて上質な乗り心地となりました。

積載性

4

毎年、家族四人で2泊3日の海キャンプに行きますがラゲッジスペースでは不十分なのでルーフキャリアを付けました。ただ、このような特殊なシーン以外では不足に感じることは少ないです。

燃費

5

街中では8km/L程度ですが、高速では16km/Lと使う場面でかなり変わります。

価格

4

1年落ちで新車の9割の価格で購入。半導体不足の影響なのか、新型が発売されたにも関わらず、今も価格が維持されているのが不思議です。あと、任意保険料が安い。

故障経験

2年間で1度もありません。