スバル レガシィ アウトバック 「売れているのは十分頷け、おススメできる車...」のユーザーレビュー

売れているのは十分頷け、おススメできる車...

2004.5.18

総評

売れているのは十分頷け、おススメできる車です。

オプションを付け続けていくと結構な額になりますが、基本的には「お買い得」度は高く、実際私もかなり満足してます。
最近の売れ線と比較すると「後席が狭い」が最大のウィークポイントになりそうですが、そこがＯＫなら後は問題なし、「ちょっと人とは違う車」というオマケも付いてきます。

個人的にはアイボリーレザーとサンルーフを強く推します。Ｂ型からはマッキントッシュオーディオも共着できるようになり、予算が許せば豪華３点セットと行きたいところ。
　さらに、今回追加のLLBean Editionは、シート座面がアルカンタラになり、滑らないし夏でも蒸れが少なくて良さそう。インパネ回りの木目調も一番自然な感じで、ツートンが嫌いでさえなければこれがベストチョイスかなと思います。

満足している点

●独特の雰囲気
　ワゴンがすっきりし過ぎの感もあり、こちらのほうが従来のレガシィのイメージを残している。それでいて結構垢抜けててカッコいい。
●気持ちのいい走り
　パワーはそれなりなので速くはないがとても楽しい。回頭性がとても良く、軽量化の成果が実感できる。
●インテリア
　オプションのアイボリーレザー内装と合わせるとかなり高級に見える。シート自体もしっかりしていて気持ち良く座れる。
　さらにサンルーフが非常に大きく、開けた時の明るさと開放感にはちょっと感動した。天井が低くなる分をカバーして余りあります。おススメです。
●タイヤ
　良い意味で予想を裏切ってます。純正装着でこれだけ舗装路でのグリップや快適性に向けたオールシーズンタイヤはないのでは？　そのくせ積雪にも結構いけてました。バランスのレベルが高い。
●燃費（街乗り通勤７～８、長距離１１、高速１２～１３）
　カタログ値にとらわれると不満も出ますが、２．５の４駆ワゴンとしてはかなり優秀。パワーを落とすという冒険をしただけのことはあったと思う。

不満な点

▲エンジンのレスポンス
　ecoモードはともかく、他のモードでも回り方やパワーの盛り上がりはやはり今イチ。追い越し加速などで４→３速に落としても思ったほどは伸びず、ついつい２速まで落としてしまう。最近のエンジン制御が燃費やエミッションを重視してるせいもあるらしいけれどやや不満。前車がホンダだったので仕方ない部分も。
▲足回り
　硬さは言われてるほどには感じず、徐々にストロークはしなやかさを増してきていて概ね良好。
　ただ気になるのはストロークの後のはね返りの部分。はね返りが強過ぎるというか抑えが弱いというか、高速で上下動が続いたり、コーナー中の凸凹で加重が抜けて乱れがちになる。車重が軽いせいもある？
▲後部座席
　開放感もあって上方向は良いが、足元が狭い。先代や先々代よりも狭く感じる。座面も凹みが結構あって余計にきゅうくつに感じる。
　この車を選ぶ上で一番最後まで気になったのがここ。ミニバン系を見慣れた人にはかなりのマイナスに映りそうです。
　次期はホイールベース延長が大きな課題でしょう。
▲コストダウン
　ランカスターで標準だったカーゴルームセパレータやカーゴファンが外れたり、後部シートのダブルフォールディングがシングルになったりなど。それにボディの塗装が結構簡単にはがれ、弱いような気がする。
▲装備面
　今どきこれくらいの値段でイモビライザーが付かないのは寂しい。ＶＤＣのオプションももう少し幅を広げて欲しいところ。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験