スバル レガシィ アウトバック 「細かいところで言いたいことあるけど、いい車です。」のユーザーレビュー

latincar latincarさん

スバル レガシィ アウトバック

グレード:レガシィ アウトバック リミテッド_AWD(CVT_2.5) 2015年式

乗車形式:マイカー

評価

5

走行性能
4
乗り心地
3
燃費
3
デザイン
4
積載性
5
価格
5

細かいところで言いたいことあるけど、いい車です。

2019.7.24

総評
※評価は全て2.7万km走行済みの中古で購入してからの評価となるので新車時からの評価とは若干異なる可能性があることをご了承ください。

長い付き合いになる車と評価してます。

「最低地上高が確保され、悪路も含めてあらゆる天候時に安心で、乗り心地もよく、家族4人の荷物満載で遠出もでき、程よくドライバーがエンジンフィール・ドライブフィールも楽しめる、快適なグランツーリスモ的なワゴン車」
です。

車格なりの重厚感があるので安心感が高く、(本当はもう少し軽快感のある車が好きなのですが。。)、また操作性の確かさやエンジンフィール、トランスミッションフィールの良さ、実用性の高さ、悪天候時の安定性、諸々を考えていくと、現行のスバルでの我が家におけるベストバイ(欧州フォード車からの乗り換えでも許容範囲にある)はこの車しかないと思ってます。

優秀な実用車でありつつも、いい具合に品の良さがあると思います。

街中での佇まい。
自然の中での佇まい。
普通に車が溢れている中での佇まい。

どのシーンにも自然に溶け込み、角も立たないけど埋もれるわけじゃない、という車は意外と少ないと思います。

アウトバックはそういう、敢えて派手さは控えめで実直かつ品のある車です。
満足している点
エンジンフィール。
のんびり走るような印象を受けると思いますが、FB25は実際には意外にもエンジンを回すことで感じるエンジンフィールがいい車だと思います。
スポーティーカーのようにビンビンと回す車ではないですが、トルクを乗せてエンジンを回す感覚がしっかりとあり、CVTの方もそれに合うようにチューンされてますし、CVTのラバーバンドフィールのようなものもほぼありません。
(暖気中の状態では直結感が薄い状態になりますが、最初の数分で終わります)
NAなので加減速がスムーズで、アイサイトによる追従時の違和感が比較的少ないです。
(ターボモデルのアイサイトは前が空いた瞬間の加速が急すぎて気持ち悪いです)

ブレーキも踏んだ分だけ効くブレーキで、カックンブレーキとは無縁です。コントロールしやすくて非常に好ましいです。
停止後にぐっと踏み込むことでアイドリングストップになるので、そこを含めてコントロールする感じが違和感なく、非常に気に入ってます。

[エンジンフィール維持のために]
・マイクロロン添加:Hybrid向けの商品を自分で施工。フィール向上とアイドリングストップ復帰時の振動軽減に効果あり。
・エンジンオイル:スバル純正のプレイアデス0W-30。燃費は数%落ちるが、フィーリングはかなりしっとり感が増し、エンジン回転もスムーズで気持ち良くなる。
・ガソリン:2018年現在では国内唯一?の洗浄剤入りハイオクであるシェルのV-Powerを基本的に給油(高速道路移動ではブランド関係なくレギュラーも利用)
・CVTオイル:ATフルードと同様に、4万km程度で純正CVTフルードで交換。トランスミッションのフィーリングがリニアな感じになる。
不満な点
細かいところですけど「純正タイヤが足回りの実力発揮を阻害している」と感じられます。
私の場合、タイヤ交換をする前にSTIのタワーバーを入れちゃったので余計にそう感じますが、
販売している状態は、本来のシャシー性能を活かしきれない状態なのでは?と思います。
実際には、SUV寄りのクロスオーバー車という位置づけであれば、販売状態でもありだと思います。
おおらかな印象ですから。

ただ、国内でクロスオーバー車というほぼ「車高が高い乗用車」という位置づけであれば、話は違ってきます。
この場合は、純正タイヤ(ブリジストンDEULER)だと、ちょっと操作性に難あり(タイヤ自体が反応が分かりにくいタイプだと感じました)ですから、より素直な操作性を持つタイヤに替える必要があります。
また、ステアリング操作に対するレスポンス性という意味ではタワーバーを入れて初めて普通の乗用車レベルの反応性になる、という気がします。

その点が標準状態では不満に感じる点です。

追記:
D型以降の後期型では、足回りがかなり改善されており、街乗りでの不満感がほぼ解消されていました。ベースグレードについては試乗できてませんが、スタブレックスライドが装着されているモデルについては、前期ではタワーバーがないと、、と思ってましたが、後期型はなくてもそれなりにOKかな?と思える程度の操作性があります。あればより良いとは思いますが。

[足回りの違和感軽減のための対策]
・STIフレキシブルドロータワーバー装着
・純正タイヤ交換:ブリジストンDeuler→ミシュランPremierLTX
・サスペンションダンパー交換:純正→ビルシュタインワンオフ(@BSCフジノさん)
デザイン

4

街でもアウトドアでも違和感ないスタイル、好みです!
走行性能

4

雨天時の安定性。
タイヤの性能もあるが、ブリジストンのDEULER装着時も、ミシュランのPremierLTXを装着していても、大差なく水たまりの影響が少ない。速度関係なく安定するのはAWD車としてのスバル車の賜物かと。
長距離移動に関しては非常に優秀。

反面、街乗りを含む速度域では落ち着きがない。スタブレックスライドにより、低速域と高速域でダンパーの動きを変えて対応しているはずのLimitedでもそう感じるので、ベースモデルの方はより街乗りの速度域の落ち着きがないものと想像する。具体的には、ダンパーが縮んだ後の伸び側の減衰不足による揺れの収まりの悪さが一つ、街乗りでよく現れる細かな凹凸の極初期の突き上げに対する縮みが硬すぎて、突き上げに繋がる点が2つ目。
この2点が大きな原因だろうなと素人目線で感じます。

とはいえ、走行性能という点で見ると、
・曲がる
・止まる
という点において、素直さを持ち合わせてますので、そこは問題ないかと。

ワインディング。
そういう車じゃない?と思いつつ、トルクにのせて走らせるエンジンフィールも悪くないので、ワインディングも楽しめます。車重があると言いつつ、NAエンジンのフォレスターとほぼ同等なので、そこまで重くありません。重心も低くもないんですけど、高すぎないので意外といいんです。
乗り方にもよるでしょうが、LEVORGの1.6Lのターボ車よりもターボ/CVTのラグが少ない分、素直にワインディングを楽しめます。馬力・トルクでみると、LEVORGの1.6Lのターボ車と似たようなものですので。
乗り心地

3

サスペンションのゆすられ感は頂けないですが、純正タイヤ(ブリジストンDEULER H/P SPORT)を変えることでかなり変わりました。
また、STIのタワーバーを入れることでもかなり軽減されました。
それでもゆすられ感(揺れ残り感)はありますが、SUVの要素もあるクロスオーバー車ですし、車高もあるため、ある程度は仕方ないですかね。

後部座席は足元も広く、またリクライニング機能がついているため身長が高い人でも快適です。さすがアメリカで売れてるだけあります。

自分の予定としては、ダンパーをもう少ししっかりしてて、より好みにあう減衰能力があるものにしようと考えています。
※固くするのではなく、バネなどはそのままで減衰能力が好みに合うダンパーに交換予定。→ビルシュタインのカスタムオーダーにて純正車高・ストロークのままで乗り心地アップの仕様(特に揺れ残りの解消)にて交換。
積載性

5

荷室は広くて使いやすいです。
車中泊にしても身長183cmの私でも足を伸ばして寝ることができるため、快適です。
シートを倒すためのレバーが荷室についていることや、サブトランクとして荷室の下にある空間も加えると、相当使い勝手がよい荷室です。

トランクの電動ドアオープンも気に入ってますが、改善して点は、トランクのオープナーはハンズフリーにして欲しかったという点です。
2020年登場の新型はハンズフリーになる?そうで、ちょっと羨ましいです。。。。

ルーフレールがエアロ効果とか見た目を考慮した感じで、ルーフバーのベースの入手で手間ですけど、より低く搭載可能なので、個人的には後期型のX-BREAKなどで採用された北米仕様のビルドインルーフレールよりは前期型を代表とするルーフレールのほうが好みです。
敷いて言えば、後期型の最終モデルで用意されたB-Sportモデルの黒塗りのルーフレールが欲しかった。。。。
ま、前後が黒くて真ん中大部分がクロームになってるルーフレールって、自分としては大好きな、ちょい古の欧州的ワゴン車によくある感じ!って思って納得させてます。
ルーフボックスなどを載せても、ドアのサイドシルに乗って作業しやすい高さなので、いいですね。載せるボックスの高さによりますが、2.2m以下に抑えることも十分に可能なので、地下駐車場とかへの侵入でも困ることはありません。
燃費

3

平均でおよそ10km/Lぐらいだと思います。
私の環境では通勤が片道8km程度で、30分近くかかるような渋滞状況ですので、特に夏と冬は燃費が悪化します。

これまでの経験上、ハイオク使用で平均的に
 高速:16km/L
 郊外:18km/L
 街乗:10km/L
あたりが上限かな?と思います。
レギュラー使用だと上記から1~5%程度落ちる感じ。ハイオクを使う方が若干燃費の伸びがいいと感じてます。特に長距離時は。

※ルーフにルーフボックス搭載しての燃費なので、通常であれば上記より5%程度は良いんじゃないか?と思います。
価格

5

悪天候時の走破性、安全性、荷室を含めた搭載性、後席を含めた居住空間の快適性、全てがバランスいいと思います。そして値段考えると破格に安い。
故障経験
・運転席側Aピラーの内装が微妙に浮いちゃうトラブル → メーカー保証で無償交換
・雨滴センサー周りからのシリコンオイル漏れ → メーカー保証?で無償交換
・フロントセンタースピーカーから端切れ?が徐々に出てきた → ディーラで無料対応。
・運転席側で時折ギシギシ音 → ディーラ対応で、シートベルトバックルのシート側付け根の取り付け箇所の調整?により解消。
・荷室運転席側のキッキッキという音 → 再現性が低く、発生源が特定できてなくて未対応状態。


ほとんど故障と思ってない問題ばかりです。元気に走ってくれてます。助かります。

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