アウトバックオーナーとしての本音
BP9のF型とBR9のA型で悩んだ末に現行BR9を購入しました。私的にBP9の印象が強いので、レガシィとして見た比較
2010.6.23
- 総評
- アウトバックオーナーとしての本音
BP9のF型とBR9のA型で悩んだ末に現行BR9を購入しました。私的にBP9の印象が強いので、レガシィとして見た比較と純粋に車として見た比較で、自分のライフスタイルに合う方を選びました。ちなみに私はスバリストではありません。
総合得点はSUVとして他車と比較すると85点、やっぱりレガシィとして見てしまうと75点という所でしょうか。
購入の決め手になったのは、燃費/室内空間/荷物積載量/乗り心地/安全性という車としての基本性能が高かったからです。
悩んだ所は、BP9に比べ劣っていると思われる箇所を許せるかという事です。
まず、アウトバック2.5モデルはAWDがVTD→アクティブトルクスプリットへグレードダウンしています。しかしコーナーを攻めるというより、誰が運転しても、どこの道でも安心して走れるという事を主眼に置くとアウトバックというモデルの性格には逆に合っていると感じました。
次にインテリアです。全体の質感としては向上しています。但し、明らかに劣っていると思われる箇所があります。メーター内は見やすいですが非常に安っぽいです。ハンドルもウレタン?と思う程質感が低いです(以前はMOMOだった・・・)。シフトレバーはデカクて操作感も良くないです。
シートも座り心地は良くなりましたが、表皮が安っぽいです。一番目に入る所、手で触れる所の質感が低いというのが気になる所です。
しかし、他社のSUVであり比較対象だったエクストレイル/エスケープ/エスクード/アウトランダーと比べた場合、インテリア全般で質感が劣るという事は感じられませんでした。
また比較で最終的に残ったエクストレイル2.5とは、CVTの完成度とエンジンフィールという走りでの優位性が決め手となりました。
相対的に見て、自分のライフスタイルに合う車としてはベストの選択だったと思います。
良く言われるエクステリアもボディが大きくなったので、BP9と同じレトロ調で少し絞り込まれたラインにした場合、貧弱に見えてしまうと思います(何となくステージアのような感じ・・・)。レガシィのモデルチェンジではなく、都会派SUVとして見れば、悪くないデザインではないでしょうか。
300万円の車両価格に納める為に、得たモノと失ったモノが多いと思いますので、自分の価値観で選ぶ事が大事です。まずは実際に試乗してみて下さい。
- 満足している点
- ・燃費/室内空間/荷物積載量/乗り心地/安全性という車としての基本性能が高い
・必要な装備は標準で付いている
・低速のトルクが太く扱いやすい
・リニアトロニックはCVTとしては一番完成されている(違和感の無い加速とエンジンブレーキ)
・SIドライブは学習して進化する(Iモードの出足が変わった)
・特にサスはしなやかで唐突な入力もキチンといなしてくれる(BP9より確実に進化)
・ロングドライブで疲れない全てに過ぎない適度な性能
- 不満な点
- ・アウトドアモデルとしての考慮が不足(都会派を意識しすぎか?)
→埃の付き易いシート/ウール調のカーゴフロア/広い後席の割には狭いカーゴスペース
・レガシィらしい装備の削除(電動Pブレーキ/プッシュエンジンスイッチは標準でいらない)
→リバーシブルカーゴフロア/カーゴファン&カーゴソケット/MOMOハンドル
→エレクトロルミネセントメーター/ゲート式シフトレバー
・手に触れる場所の質感がレガシィとしては低く感じる
→ハンドル/シフトレバー/室内側ドア取手
・車としての出来は良いが、レガシィとしてのアイコンを捨てすぎ(SUVとして見れば許せます)
・エクストレイルなみに内装の質感が低ければ諦められるが、半端に良い
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