スバル レヴォーグ のみんなの質問

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純正ビルシュタインサスペンションに対する適正インセットの質問です。

現在VMレヴォーグstiに乗っていて、ホイール変更にあたりホイール幅やインセット値など色々調べています。

調べる中で、サスペンションを活かすためにはレヴォーグの場合インセットは+45以内(レヴォーグ純正は+55)にした方が良いとネットで見ました。
実際にサスペンションを活かすインセット値の限界はいくつになるのでしょうか❓
知ってる方や+45より少ないインセットで乗られてる方、乗り心地など教えて下さい‼️

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回答一覧 (4件)

  • 純正ホイールのインセットが55mmですから、厳密にいえば交換するホイールもインセット55mmがベストですね。理由はキングピンオフセット(スクラブ半径)にあります。少し長くなりますが、最後までお付き合いいただけましたら幸いです。知っている内容ばかりでしたらすみません。

    ◆キングピン軸

    キングピン軸とは、前輪で説明すると、ステアリングの回転軸のことです。実際に車両の静止状態でステアリングを切るとタイヤの接地面に円形の跡がつきます。レヴォーグの場合はタイヤの中心よりも外側にその円形の跡がつく「ネガティブスクラブ」に設計されています。最近のクルマはこの「ネガティブスクラブ」が主流です。そのほうがサスペンション剛性を高めやすいからなのですね。前輪を例に説明します。

    ◆コーナーでの荷重圧力

    まずコーナーでは前輪外側のサイドエッジに負荷が掛かります。ステアリングの回転軸が内側(ポジティブスクラブ)だと、前輪の外側に荷重圧力が掛かっているのに、それよりも内側に回転軸がきてしまいます。物理的には荷重圧力のある場所に回転軸を持ってくるのが合理的です。できる限り外側にステアリング回転軸(キングピン軸)をもってくる「ネガティブスクラブ」が採用される理由のひとつです。

    ◆テコの原理

    純正ホイールの「7.5+55」を左前輪に、右前輪に「7.5+15」を履かせた設定を想定します。
    このとき、右前輪は40mm外側にツラ出しされて、キングピン軸は40mm内側に移動したポジティブスクラブになっています。このとき車輪の最外部は左前輪よりも右前輪の方がサスペンションアームから遠い位置にあります。このまま直進走行からガツンとブレーキを踏むと、テコの原理により左前輪よりもも右前輪のサスペンションアームの方が後方に引っ張られます。右前輪のサスペンションの方が剛性が弱くなり、負荷が掛かっているわけですね。段差を乗り越えるとさらに強い衝撃が右前のサスペンションを襲います。レヴォーグのフロントサスペンションはストラット式なので、横方向負荷がかかると動きも渋くなりやすくなります。55mmという大きなインセットで設計されているのはそれも関係しています。

    ◆サスペンションジオメトリ

    VNレヴォーグは、タイロッドは前引き、インセット55mmのネガティブスクラブで設計された車両です。ノーマル車高ではフロントロアアームは前後から見てハの字の状態。

    このクルマは、タイヤの中心よりも外側にステアリング回転軸(キングピン軸)があるネガティブスクラブなので、ブレーキングにより左右前輪はトーイン方向に動こうとします。

    ロアアームは前後から見てハの字なので、ブレーキングでトーインになると、フロントの車高を持ち上げる働きをします。この動きとブレーキングによりフロントサスペンションが沈もうとする力を打ち消してノーズダイブを程よく抑制します。これにより姿勢が安定し、後輪のグリップもブレーキングにより活かせるようになります。
    このような仕組はアンチ・ノーズダイブ・ジオメトリの一部として機能します(注:重心位置とロアアームの角度も関係します)。実は左右のロール方向でもロールセンターの設定等でロールしにくいジオメトリ設計になっています。
    今は柔らかめのサスペンションでもノーズダイブやロールをある程度抑制できているのは、こうしたサスペンションジオメトリも関係しています。

    お気づきの通り、ここでインセットを極端に小さくして、ステアリング回転軸(キングピン軸)をポジティブスクラブにすると、ブレーキングで左右前輪はトーアウト方向に動こうとしてノーズダイブしやすくなりますよね。綿密に設計されたサスペンションジオメトリが壊れてしまうのです。インセットというのは、そのクルマのサスペンション設計そのものなのですね。多くの人はそうしたことを知らずに、分厚いワイトレをつけたり、インセットの極端に小さいホイールを装着事例として、ネット状に公開しています。理解していないショップもありますので情報にはお気をつけください。

    ◆現実問題

    さて、実際にはインセット55mmでリム幅広げていくとサスペンションアームにタイヤが接触したり、ステアリングを切るとタイヤがフェンダー内側に当たったりしやすくなります。また、純正と同じインセットのホイールが見つかるとも限りません。なので、ある程度はリム幅を広げてツラ出ししますが、あとはインセットで調整することになります。インセットの許容範囲は車種により異りますが、レヴォーグの場合、純正の55mmから10mmマイナス程度、つまり45mm程度までに留めるのは賢明な選択だと思います。なお、リアに関してはインセットの縮小については、もう少しシビアではなくなります。

    長くなり失礼いたしました。ご不明な点などありましたら追加でご質問いただけましたら幸いです。

    (誤字や分かりにくい部分を修正しました)

    回答の画像
  • VMGに乗ってます
    純正ビルシュタインにプローバのサスペンションの組み合わせです
    タイヤサイズは245/35/19
    ホイール19インチ8.5jオフセット38です

  • >調べる中で、サスペンションを活かすためにはレヴォーグの場合
    >インセットは+45以内(レヴォーグ純正は+55)にした方が良い
    >とネットで見ました。

    その「ネットで見た」というところに行って、「その理由」とか「許容範囲は?」ということに関しても書いているかどうか、確認した方がいいですね。

    ネットにには様々な「情報」が氾濫していて、いわゆる「玉石混交」の状態です。真実もあればデマもあります。

    それを見分ける「目安」として、「理由」「根拠」があるわけです。
    正しい理由や根拠を挙げずに「断定」だけをしている情報は、たいていデマか噂の伝聞ですね。

    >実際にサスペンションを活かすインセット値の限界はいくつになる
    理論的には「キングピンの延長上に接地面の中心が来る」のがいいに決まっているわけですが、みんなそこにはあまりこだわっていないようですよ。(^^;

  • 純正足をいかすには純正ホイールが1番です。車高調などに交換しているなら、補強入れて若干外に出すのも良い。

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