アイドリングストップキャンセラーと対応バッテリーについての質問です。

Question

アイドリングストップが煩わしいし、毎回OFFボタンを押すのも面倒なので、市販のアイドリングストップキャンセラーを組み込もうかと思っています。そこで、ついでに考えたのが、アイドリングストップ対応のバッテリーは非対応のものに比べてとても高いですよね。キャンセラーを入れたら、アイドリングストップはしないことになるので、バッテリーも非対応のものを装着しても大丈夫じゃないかと思うのですが、間違ってないでしょうか？

Answer 1

当方電装屋です。
一応は全くアイスト使わないなら使用は可能です。
ただ、コスパとリスクを天秤に掛けたら「何とも・・・」とも言えます。

アイスト用でアイストを使わずに嫁の車で観察してましたが、アイスト使わなければ７年と２ヶ月使えました。

通常バッテリーでもアイスト使わなければ大丈夫だとは思うが、交換サイクルから考えるとそこまで高額でも無いので、最終的には「大差なかった」って事になる可能性も有ります。

充電制御用でもアイスト用とは構造が違う。
そして、アイストの制御が充電制御用で問題無いか？と言われれば、何かしらの不都合（不適合）部分は有るのではないかと推測。

そもそも、アイスト用の交換頻度が高いのはアイストを多用するから。
アイストを多用しなければ、下手な安価バッテリーより品質は数段上なので、安価品の故障リスクをどう取るか？でトータルコストを天秤となります。

質問者からのお礼コメント

お二方とも、とても詳しく、有り難うございました。なるほど、充電制御のことを考えると、対応バッテリーの方が安心かもしれませんね。参考になりました。悩みましたがＢＡは、最初に回答を下さった方に…

Answer 2

アイドリングストップ非対応のバッテリーでも使えますが、本来の寿命より短くなる可能性があります。

理由は、アイドリングストップキャンセラーを取り付けても、車のコンピューターのバッテリー制御まで変更されるわけではなく、アイドリングストップ車を前提とした充電制御、また対応バッテリーが装着されていることが前提の充電制御がされていると考えられます。

そのため、アイドリングストップ非対応のバッテリーが装着されることを前提に設計されてないことになりますので、動作保証外となります。
実際に使ったとき、どんなリスクや欠点があるかは、使ってみないと分かりません。
また、使用環境によっては、まったく問題が出ないこともありますし、使用環境が悪いと欠点が一気に大きくなるなど、状況による差が大きくなることも考えられます。
車種によっても充電制御の内容が違いますので、ある車では欠点にならなくても、別の車では大きな欠点になることもあり得ます。

アイドリングストップ非対応のバッテリーが安くても、寿命が大幅に短くなったら本末転倒です。
そのため、対応バッテリー（その車に指定された規格のバッテリー）を使うほうが無難でお勧めです。
現代の車は昔の車とは違い、コンピューター制御が行き届いていますので、使用が想定されてない物を使うと、どんな結果になるのか予想が困難です。
自動車メーカーも、非対応のバッテリーを使ったときの動作確認まではしていないので、正しい結果は誰も分かりません。

私の例ですが、アイドリングストップ車を新車で購入して８年７万km経過しましたが、一度もバッテリー交換していません。
新車に付いていたバッテリーは K-42 という小型バッテリーですが、まだ使えています。
始動に失敗したことは一度もありません。

確かにアイドリングストップ対応バッテリーは割高ですが、８年以上使えたら元は取れていると考えられます。
アイドリングストップ非対応のバッテリーが安くても、５年で始動できなくなったら金銭的な利点はありません。
非対応のバッテリーが５年使える根拠もなく、もし４年しか使えなかったら損です。