ごろん♪さん
ポルシェ パナメーラ スポーツツーリスモ
グレード:パナメーラ ターボ スポーツツーリスモ_RHD_4WD(PDK_4.0)
2017年式
乗車形式:マイカー
ポルシェ パナメーラ は パーフェクトなドライバーズカー
2018.7.11
- 総評
- 総評。色々伝えたい事はありますが、とにかくパーフェクトです。
しかし21インチの足は硬めです。エアサスが付いていますが、ふわふわ感は皆無です。ラグジュアリーセダンとして捉えるなら、パナメーラは合格点ではないかもしれません。自動運転で将来は寝ながら目的地まで達したいと思われると、パナメーラは不合格です。
とにかくドライバーズカーなのです。
安全装備はちゃんとあります。オプションですが、最新装備を装着する事が出来ます。でもパナメーラはドライバーズカーなのです、走る喜びを忘れさせません。これがポルシェの凄いところです。
快適性を失わない絶妙な柔らかさ、走る楽しさを失わない絶妙な硬さをうまく両立しています。こんな車が他にあるでしょうか。
Cモード、Sモード、S+モード。
それぞれで違った姿をきっちり出してくれます。半端なモード選択ではありません。モードに応じた絶妙な車加減をちゃんと作ってくれるのです。
運転する者が、ダイヤルを回す時に車に求める物・・・。これを決して忘れていない。ちゃんと答えてくれる。とんでもないメーカーです。ポルシェ。
- 満足している点
- パナメーラは、ポルシェというスポーツカーメーカーが4ドアセダン(クーペ、ワゴン)を作った車の完成形です。先代970型パナメーラも良い車でしたが、足周りとボディの一体感の無い場面があり、少しぎこちない車でした。
新型はどうか。さすがに先代の不満点を全て解消し、見事に何もかもが一体化されたと言って良いほど良い車に仕上がりました。
右手をクイッと回してエンジンを掛けると伝わる、心地よいV8サウンドと振動。アクセルをグイっと踏み込めば、轟音とともにあっという間に加速していく性能。
とても快適に、道路に吸い付くように走り、どんなシーンでも微動だにしないボディ剛性の高さを持つ車。
4ドアを持ったドライバーズカーとして、これほど完成度が高く、官能的な車はなかなかありません。
大満足です!
- 不満な点
- ベンツSクラスのように、ソファーに座った極楽な乗り心地を求めるならばパナメーラは不向きです。
快適に走りを楽しめるドライバーズカーがパナメーラです。少なくとも、パナメーラターボはそういう車です。快適性を第一に求めるのであれば、きっと満足はしないでしょう。
- デザイン
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- 走行性能
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- 抜群の安定性です。
この車で不満を感じるシーンはほとんど無いでしょう。
あるとすればボディーサイズか!?
ただしリアステアリングを付ければ、5mを超えるパナメーラが、プリウス並の最小回転半径を持つ車に早変わりです。
- 乗り心地
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- 乗り心地・・・試乗して御判断下さい。
ただし必須オプションがあります。
リアステアリングです。必ず付けて下さい。
これほど走りと乗り心地に効果的なオプションはありません。小回りが良くなります。無駄な切り返しなども不要になり、乗り心地にも影響します!
- 積載性
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- スポーツツーリスモですので、通常のクーペボディよりは荷物は積めますが、SUVには確実に負けます^^;
- 燃費
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- 2トンを超える、4L V8ツインターボです。
ダウンサイジングと省燃費技術が発達したとはいえ、リッター10km以下は覚悟して下さい。
- 価格
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- 故障経験