ポルシェ パナメーラ PHV 「モーターとエンジンの切り替えさえ慣れる事が出来るなら…」のユーザーレビュー

ごろん♪ ごろん♪さん

ポルシェ パナメーラ PHV

グレード:パナメーラ ターボS Eハイブリッド_RHD_4WD(PDK_4.0) 2019年式

乗車形式:過去所有

評価

3

走行性能
-
乗り心地
-
燃費
-
デザイン
-
積載性
-
価格
-

モーターとエンジンの切り替えさえ慣れる事が出来るなら…

2019.11.9

総評


ポルシェのターボ。
その中でもトップグレードのターボSに乗っているという、なんとも言い表せない魅力を感じる車です。

とても素晴らしい車には違いはありません。
不満な点にも書きましたが、良い所も結構あるのに、それ以上に不満の多い車だったのも事実です。4L V8エンジンと強力なモーター。世にも珍しい車がデビューしたのですが、これほど両者がハッキリしてくる車も珍しいかな~という印象です。


さて・・・

2.3tを超える車体をモーターで動かしますがEVではないのでアクセルを入れるとすぐエンジンが回ります。そうすると急激に"重さ"を感じます。EVで走るとトルクフルで凄く軽く感じるのですが、エンジンが回り出したとたんに、急に抵抗を感じます😅

これが繰り返される訳で、ここに違和感さえ感じなければ凄く良い車です。モーターアシストが加わった走りは、(表現方法が正しいかどうかはともかく)電動自転車を思い出させます。ぐいぐい来る感じです!

もちろん、エンジンONというか始動時はEVモードで立ち上がるので無音です。これをどう感じるかは人それぞれですが、個人的には結構寂しいです。住宅街では優しい車です😆

そのままエンジンが冷えた状態でモーターだけで街中に出ますが、スピードが乗る時に、冷え切ったエンジンがとたんに回り出します😅 凄い違和感を感じます。

高速でもアクセルを抜くとすぐエンジンは止まるので、滑走します。エンブレが効かないため前の車に追いつくのでブレーキを掛けます。この滑走は慣れが必要ですね😅

この状態でアクセルを入れてもちゃんとモーターだけで加速するので、一連の加減速とエンジンの停止に違和感はありません。そしてさらにアクセルを踏み込むとエンジンが立ち上がり、急にうるさくなって、抵抗を感じます。暖まった状態のエンジンと車なら、そこまで違和感はありません。

これらを回避しようと思うと、スポーツモードで走ればいいのですが、2.3t超えの車を動かそうとすると燃費がGTSやターボより悪化してきます。6km/Lとか7km/Lとか数字を見てしまう事も。ハイブリッドオートだと12km/Lとか、場合によってはそれ以上20km/Lとか見るので、なんだか凄く気になって、スポーツ走行したくなくなります💦700馬力超えの車に乗ってるのに、なんだか大人しくなります💦

EV走行をするとバッテリー残量はすぐ無くなりますが、普段チャージ出来ないと走行中にチャージモードを使うしかありません。
重い車をGTSやターボと同じエンジンで動かしながらチャージする訳なので、凄く遅くて重いです💦 一生懸命チャージしても、20kmくらいしかEVで走れないのもちょっと微妙です・・。モーターアシストが入った加速も、その残量の中での走行です。

批判している訳ではないのですが💦 このクラスのハイブリッドはなかなか難しいな~という印象です。もう少しバッテリーが大きければ良いのかもしれませんし、軽量化出来ればいいのにとも思います。まだ過渡期なんでしょうか。

ポルシェに乗る意味を考えると、今の所はエンジン回して、派手なサウンドと共にドライブフィールを楽しむ。そう考えると、高回転までリニアに回って、それなりの振動とサウンドを与えてくれるGTSの方が自分は好きだし、ベストバイだと思いましたm(_ _)m

完全なEVのタイカンなら意見も変わるかもしれません!

あと、燃費を気にしながらそこそこ速い、パナメーラ4EハイブリッドやカイエンEハイブリッドなら、ハイブリッドの意味もあると思います。

ちなみに、前のパナメーラS EハイブリッドもEVとエンジンの切り替えは違和感を感じました。それよりは良くなったとはいえ、途中でV8エンジンががつんと回るのは、まぁいろんな意味で慣れが必要な車ですね。。。

もしオススメするとしたらGTS一押しですし、燃費が大事なら4Eハイブリッドでしょう😆


この総評は、パナメーラGTSのレビューで頂いたコメントへの返信を使わせて貰いました。
ターボ、ターボS、GTSと乗り継いで来た人間もあまり居ないでしょう😆 何かの参考になればと思います。

満足している点



モーターアシストが加わってエンジンがフル回転する加速は病みつきになります!凄まじいトルクで2.3tを超えるパナメーラをグイグイ加速していく感覚は、この車でしか体感出来ないものでしょう。

完全なEVではなく、ちゃんとV8エンジンが搭載された車ですから、その状態でのサウンドも味わえるので、一言で言えば”カイカン”です。

ただし、その加速を一体どこで味わうのか?
という点はスポーツカーを所有する全ての方の悩みじゃないのでしょうか😂
不満な点



良い所も結構あるのですが、それ以上に不満の多い車でした💦 これほど両者がハッキリしてくる車も珍しいかな~という印象です。

重量2.3tを超え、凄く重いです。
通常のターボやGTSと比べて約300kgほど重量増で、その重量分をモーターが無理矢理カバーする感じです。ですから直線番長的な所は当然あります。もちろんポルシェのスポーツセダンなので、ハンドリングは軽快で十分楽しめます。でも重いです💦

モーターといっても実質20kmくらいしか走行で使えません。バッテリーが空になると、単なる重いターボになってしまいます。ここでチャージモードに入り、エンジンを使ってバッテリーを充電します。エンジンの出力が使われているのか、なんだか微妙。。

もちろん回生ブレーキなどもあり、走行時も充電されるので完全に空になるには、EV走行を続ける必要があります。それでも中距離走行ではバッテリー残量は10~20%ぐらいまで下がり、2%付近でチャージモードに入るので、その時点で単なる重いターボになっちゃいます。
デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験

下記のリンクから「みんカラ」に遷移して、違反報告ができます。

「みんカラ」から、違反報告をする

ポルシェ パナメーラ PHV 新型・現行モデル

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

※ 掲載しているすべての情報について保証をいたしかねます。新車価格は発売時の価格のため、掲載価格と実際の価格が異なる場合があります。詳細は、メーカーまたは取扱販売店にてお問い合わせください。

ユーザーレビューを投稿する

ユーザーレビューを投稿する

※自動車SNSサイト「みんカラ」に遷移します。
みんカラに登録して投稿すると、carview!にも表示されます。

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示
carview!の最新情報をチェック!
Facebook
carview!公式Facebook
最新のクルマ情報をお届けするcarview!オフィシャルページ(外部サイト)

carview!公式X(旧Twitter)
carview!の中の人がクルマ情報をポストする公式アカウント(外部サイト)

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離