2020年8月
■2020年8月
ポルシェジャパンは、4ドアサルーンの「パナメーラ」を2020年8月27日にマイナーチェンジ、同日より販売を開始した。
今回のマイナーチェンジでは、前後のデザインをリフレッシュ。大型のサイドエレメントとボディ同色の新開発エレメントによってワイド感が強調され、リヤのライトストリップも一新。GTSモデルでは濃色エクスクルーシブデザインテールライトクラスターが標準装備となる。ホイールも新デザインの20および21インチが3種類追加され、合計10種類のデザインが用意されている。
インテリアデザインに大きな変更はないものの、「ポルシェコミュニケーションマネージメントシステム(PCM)」には改良されたボイスパイロット、Apple CarPlay、そのほか多くのコネクトサービスが組み込まれた。さらにナイトビジョンアシスト、PDLSプラスを含むLEDマトリックスヘッドライト、ヘッドアップディスプレイなどがオプション設定されている。日本仕様では他国ではオプションとなるレーンキーピングアシスト、アダプティブクルーズコントロール、レーンチェンジアシスト、サラウンドビューを含む、パークアシストが標準装備となる。
パワーユニットも強化され、「GTS」は従来型に対して15kW(20ps)アップの353kW(480ps)、最大トルク620Nmを発生。フラッグシップモデルの「ターボS」は従来の「ターボ」よりも59kW(80ps)/50Nm増しの最高出力463kW(630ps)、最大トルク820Nmとなり、スポーツプラスモードでの0-100km/h加速3.1秒、最高速度は315km/hに達するという。
「ポルシェアクティブサスペンションマネージメントシステム(PASM)」も見直され、減衰時の快適性が向上。電子制御式のロール制御システムである「ポルシェダイナミックシャシーコントロールスポーツ(PDCCスポーツ)」によって車両の安定性が向上した。新たに新世代のステアリングコントロールとタイヤも装備されている。
■2021年11月
ポルシェジャパンは、4ドアサルーンの「パナメーラ」に「パナメーラ プラチナエディション」と「パナメーラ 4 プラチナエディション」を設定して、2021年11月9日に予約受注を開始した。
「プラチナエディション」は、人気の高いオプションを標準装備。ポルシェダイナミックライトシステムプラス(PDLS Plus)を組み込んだLEDマトリックスヘッドライト、パノラミックルーフシステムを装備した。プラチナ塗装の21インチエクスクルーシブデザインスポーツホイール、ブラックのスポーツテールパイプ、プライバシーガラス、ハイグロスブラックのサイドウインドウトリム、エクスクルーシブデザイン テールライトがパナメーラのダイナミックなエレガンスを引き立てている。
またプラチナで塗装されたフロントホイール後方のエアアウトレットトリムトリム、リアの“Porsche”ロゴとモデルロゴによって、外部から明確に識別することができる。さらにプラチナの20インチパナメーラスタイル ホイールをオプション設定した。
インテリアは、GTスポーツステアリングホイールとパワーステアリングプラス、メモリーパッケージを備えた14way電動調節機能付コンフォートフロントシート、ヒーター付リアシート、BOSEサラウンドサウンドシステム、ブラックのブラッシュアルミニウム インテリアパッケージ、ポルシェクレストエンボスヘッドレストなどを装備。さらにエクスクルーシブで特徴的なブラックのブラッシュアルミニウム ドアエントリーガードと“Platinum Edition”ロゴも備わり、ダッシュボードにアナログ時計を標準装備した。なおパナメーラプラチナエディションは同年11月17日、ロサンゼルスモーターショーでワールドプレミアをした。